Twitterでの絵画販売3日間限定で300万を超えたのですが、ここでは僕が何をしてこれほどまでに大成功を納めたのか説明していきます。

 

何枚売れた?売れた順番

この3日間での売り上げ枚数38作品プラスでオーダー8点(265万8千円+32万5千円)298万3千円。その後に高い作品に変更依頼あり。

 

それにより300万を超える結果となりました。

 

売れた順番と金額

 1日目 (16作品)

On the day 5万

Place of pro 5万

Possiblility 5万

Guardian 2,5万

Holiday 2万

無限 4万

Go home 2,2万

Game boy 3万

心臓 68万

Other 5万

Dream 4,7万

惑星黄色2,2万

Road sign 2万

Solytali 2,5万

Daddy 5万

Blue man 5万

 

 2日目 (10作品)

複製画 2枚 19万6千円

Two dimension 5万

Kings 2,3万

花 2万

花 2万

ゴリラ 5万

Eternally001 2,3万→後にオーダーで大きいサイズに変更。Eternally002 →4,6万

Chill time 2,5万

花ゴールド3,5万

 

 3日目 (13作品)

複製画 3枚 29万4千円

Mount Fuji 5万

Developing 24万

Undeveloped Bace 24万

Aurora night 2万

Freak show 1万5千円

Clowns holiday 3万

Dilemma 2,3万

Time travel 2,3万

The influence of the moon 5万

Eternally001 2,3万

終わった後も売り上げ止まる事はなく、次の月も継続して売れていきました。

 

しかも、このTwitter販売をした時点では、今の主力作品である「ZiNART×抽象画」の作品はほとんど販売してませんでした。

 

なぜならTwitter販売を開始する直前に新たに開発したアートスタイルだったので作品を描き溜めるのが間に合わなかったんですよね。(この時点で5作品しか描いてませんでしたが、速攻で売り切れました^^)

 

これについては後ほど解説します。

 

Twitterでやった事

 

さてここからが本題。

 

僕が何をして3日間で300万円の絵画売り上げにつながったのか説明していきましょう。

 

ザックリいうとこんな感じの準備を10ヶ月ほどの期間でしてきました。

  • 弱々Twitterアカウントの改善を考える(必要な事を考える→プロフィール設定、ターゲット層を明確にする、トップバナーデザイン、)
  • Twitter販売の8ヶ月以上前から毎日投稿。(バズるツイートの研究。ファン増やす。交流増やす。)
  • 時短できてクオリティーの下がらない作品を開発。
  • サイズと値段設定。
  • 公式LINE立ち上げ。まだ自動化はしない。(最初は太客用。営業必須。コミュニケーションとプロモーション。)
  • ECサイト立ち上げ(サイトの種類重要。日本のECサイトは手数料高すぎて最悪だった。)
  • 作品描きだめ(最低でも35作品)
  • 売れた作品のオーダープラン追加(途中で追加したこの戦略が激アツだった)

それでは一つ一つ解説していきます。

 

① 弱々Twitterアカウントの改善を考える

正直ここが一番大事でここの改善(Twitterアカウントの設定)がうまくいけば8割型は上手くいくと予想してました。(もちろんここを設定してから定期的に発信する事は必須です。)

 

以前の僕のアカウントは本当に弱々で僕の持っている媒体の中でもそれほど強いものでもなかったんですよね。

 

なので、このTwitterの設定を0から見直す必要がありました。

 

何を見直したのかというと、

プロフィールの設定。メインテーマを決める。ターゲット層を決める。トップバナーデザイン。

このあたりですね。

 

 

まずプロフィールの自分の目的を変更する必要がありました。


(Twitter販売以前のプロフィール欄)


 

以前はYouTubeに人を集める事を目的としてTwitterを扱っていたので、そこまで伸びなかったんですよね〜。

 

Twitterはリンク(URL)をつけると観覧数が一気に下がりますからね。YouTubeの動画のリンクを上げた時のインプレッション数(Twitter上で表示される回数の事)はかなり下がります。

 

 

今回の目的はTwitterでの絵画販売の売り上げを伸ばすことですが、プロフィールに記載するのが「絵画を販売します!」だと多くの人がやってる事ですし、そこまで効果はないと判断したので、まずは明確な何かを相手に提示する事にしました。

 

Twitterアカウントの設定で一番大切なのは

「何を発信しているアカウントなのか?」「何をGIVEしているのか?」というテーマを1つに絞って明確にする事です。

Twitterだけでなく全てのネット媒体の発信において、相手にメリットがある事を提供するように考える必要があります。

 

 

 

例えば効果が薄い例でいうと「絵画販売します!」だとか「心を癒してほしいから絵を描いています」だとか。

 

「絵画を販売します」というのは明らかに自分の絵を買って欲しいという欲望が出ています。

 

「心を癒して欲しいから絵を描いている」は癒される癒されないは相手が決める事ですし、こちらから明確な何かを具体的に提供するという事はしてません。「絵で癒す」は一方通行なGIVEの印象になります。

この場合だと心を癒すための具体的な知恵や知識の発信をしていく方が良いでしょうね。(画像は作品でもOK)

 

 

 

ここの

明確な何かを提供する

っというのがかなり重要なわけですよ。

 

 

 

 

僕はここをハッキリさせるためにTwitterの目的を下のものに設定しました。

どんなど素人でも確実に画力を上げてみせる!!!

他にも色々と提供できるものはありますが、ひとまず一つに絞るという事で「画力向上」に絞りました。ツイートはその絞ったものの周囲にあるものも含めてツイートしていきます。(絵の描き方や絵画教室の事についてはもちろん、絵の描くときの考えや、仕事への姿勢や、仕事の撮り方の豆知識、今現在開発している作品などなど)

 

 

 

そしてこれをシンプルに、尚且つわかりやすいキャッチコピー

絵を学ぶなら100%上達できる絵画教室ZiNART

を採用してプロフィール欄の一番最初に掲載しました。↓



これなら何について発信しているアカウントなのか?(絵のこと)

何を提供しているのか?(100%画力スキルを上げる)

のどちらも一目でわかりますよね。

 

 

② ターゲット層を決める

続いてターゲット層の設定ですが、これは先ほどの発信するメインテーマで「画力をあげてみせる!」と決めたので、

 

ターゲット層は

  1. 画力をあげたい人(属性が強め)
  2. 絵に興味がある人(属性が中位)

あたりになります。

※もちろんターゲット層を決めただけではこの属性は集まってきません。発信を続ける必要があります。

 

 

 

ちなみに

「絵画教室?絵画の販売と関係ないじゃん!」

っと思う人も多いかと思います。

 

 

っが、

 

 

まずは集客できるアカウントに育てる事が重要です。

絵を販売するのは集客後で十分なのです。

 

 

それに、実は知らない人が多いのですが、絵画教室参加者さんは絵画購入率が異常に高い傾向にあります。

 

これは昔からメールマガジンをしていて数年かがりで得たデータから導き出した答えなので間違いありません。絵画教室参加者さんは昔から絵画を買ってくれる人が多かったんですよね。

 

今回はそこも利用して伝えるメインテーマを絵画教室ZiNARTに絞りました。

 

トップバナーデザイン

発信するテーマが決まったら次にすることはバナーの設置です。

 

意外と大事なのはトップのバナーなのですが、ここを適当にしている人がかなり多い印象。

 

一目で「何系統の発信をしているのか?」というのがわかるようにできる一番単純で効果のある一つの方法がこのバナーデザインです。

 

ここでも先ほど考えたキャッチコピーを記載したバナーを貼り付けました。



ちなみにこのバナー画像はCanvaのアプリを使って作成しました。(パソコンでもスマホでも作成可能)

 

Canvaを使えばすぐに作れるし、この一手間でTwitterアカウントの見栄えも印象もだいぶ変わるのでここのバナーデザインは必須です。

 

③ 時短しながらもクオリティーの下がらない作品を開発

僕のこれまで描いてきた作品はかなり自信があります。(ZiNART↓)

膨大な時間を使って僕しか描けないアートを描いてきたし、これまで沢山の人に絵を販売してきたからです。

 

ただこのZiNARTは1作品描くのに時間がかかるっという最大の弱点がありました。

 

僕は制作にかかる時間は絵の販売をする上ではかなり重要だと考えています。

 

ZiNARTのスタイルは1作品描くのに時間がかかりすぎるため、これまで複製画メインで絵画販売を行ってきたわけですが(複製画なら時間がかからないので)、今回の3日間限定Twitterオンライン販売では原画を販売すると決めてました。(複製画だけだとワクワク感がないので)

 

もしも、このままZiNARTのスタイルだけでTwitterで販売を開始しても作品数が少なくなってしまうし、値段も高くなってしまうので、今回のTwitterでのターゲット層には合わないと思ったからです。(高額な作品はある程度余裕がある人しか買わないので)

 

Twitter販売を開始する10ヶ月異常前から毎日毎日時間がかからず、しかもクオリティーが落ちないような新しい作品を研究しながら描いてました。

 

シンプルアート開発!

色々と試しながら描いてましたが、やっと一つ定まりました。

 

抽象画開発!

抽象画は開発というほどのものでもないですけど(すでにあるジャンルなので)時間がかからず、今まで描いてこなかった分野なので自分自身も楽しみながら描けました^^

 

Twitter販売9日前に誕生した「ZiNART×抽象画」

そしてついに、今の1番人気のある作品「ZiNART×抽象画」が誕生しました。

この作品を開拓したのが3日間限定Twitterオンライン販売の9日前だったので5作品しか用意できませんでした。(おそらくもっと多く用意できたら売り上げももっとのびてたと思う。)

結果的に下の4つのスタイルで3日間限定Twitterオンライン販売に挑むことになりました。

①ZINART

②ZINART×抽象画

③抽象画

④シンプルアート

①ZINART
②ZINART×抽象画
③抽象画
④シンプルアート

 

この新しいスタイルの作品を生み出すのに約10ヶ月かかりました。

 

ZiNART以外は1時間〜3時間ほどで完成するのでかなり効率的に書き溜める事ができます。

 

しかも何より楽しい!!

 

自分が好きな絵を描いてなおかつ時間短縮もできて、さらにこの新しいスタイルの作品達が利益を生み出す結果になったので、新しい作品開発は大成功でしたね。

 

④【重要】Twitter販売の10ヶ月以上前から毎日投稿

Twitter販売戦略を実行に移す上で一番重要と言ってイイのがTwitterアカウントをのばしていくこと。(当たり前ですけど)

 

いくら「販売しますよ〜!!」っと宣伝しても、見てくれるお客さんがいなければやってないのと同じですからね。

 

ここからは僕がTwitterをのばすためにしてきた事を説明します。

 

っと言ってもやった事は超シンプル。

  1. 毎日更新。
  2. 適度に交流を増やす。
  3. プロフィール観覧数をあげるツイートの研究。

 

大まかに見てこの3つですね。

特に③の「プロフィール観覧数をあげるツイートの研究」はめちゃくちゃ大事で、これさえうまくいけばかなりのびていきますし、売り上げにもつながっていきます。(実際現在もバズった時はかなり売り上げにつながっています)

 

 

Twitterの発信でのび悩んでいる人はこの3つを徹底的にやってみてきださい。(少なくとも1年は継続する必要があります)

 

①と②はそのままの意味なので説明は省きますが、③は説明しないとわかりずらいと思うので、どうやって研究してきたのか?どうやったらのびたのか?を説明しましょう。

 

 

っとその前に、基本的には「100%画力をあげる絵画教室」をテーマにしたTwitterアカウントなので、生徒さんの画力の成長具合やアートの画力向上については呟くようにしています。

 

ここはテーマにそった忠実な普通の投稿ですね。(普通と言っても共感や憧れを抱いてもらえるようなツイートを意識します。)

 

 

 

それでは本題。

 

 

ここからはプロフィール観覧数をあげるツイートの研究についてどんな投稿をしてきたのかを紹介します。

 

その① 「感情を意識したツイート」

 

まず最初は基本的な事なのですが、感情を意識したツイートはイイねやリツイートが増えてプロフィール観覧数も増えていきます。

 

プロフィールが見られるとフォロワー獲得やマガジン登録者増加につながり、普段のツイートも見られるようになり、リツイートされてさらにフォロワーが増える循環が生まれてくるようになります。

 

なのでフォロワーが増えれば増えるほど、後々楽に集客できるようになるわけですね〜^^

 

基本的に僕が意識してツイートしていた事は以下の4つ。

  • 励ます系ツイート
  • 共感を呼ぶツイート
  • 憧れの気持ちを生むツイート
  • 役に立つツイート

 

それではそれぞれどんなツイートなのか見ていきましょう。

 

 

励ます系のツイート

 見てくれる人に勇気を与えるツイートです。悩み事を抱えている人を想定して、その悩みを解決(または和らげる)するような考え方を伝えていきます。(これは少し共感と近いものがありますね。)

 

共感を呼ぶツイート

 正直、この共感されるツイートが一番簡単に作りやすいし、のびやすいです。なぜ簡単に作りやすいのかは後に説明します。

 

憧れの気持ちを揺さぶるツイート

 これはすでに画家として活動している僕だからこそできるツイートかなと思います。真似はしずらいかもしれませんね。ただ、少しでも絵が売れていれば憧れの気持ちを揺さぶるツイートはできますね。

 

役に立つツイート

 これが一番のびやすいツイート系です。日頃から学び続けている人は毎日何かしらの気づきがあると思います。それを自分でも忘れないようにメモがわりにツイートするようにします。

 

 

その②「他人のバズりツイートをアレンジする」

先ほど「共感されるツイートが一番簡単に作りやすい」と話しましたが、まさにそれがこの方法。

 

他の人のバズっているツイートを真似てアレンジするんですね。

 

パクるとはまた違います。

 

完璧にそのまま丸々パクるとツイート主に怒られる可能性がありますが、元ツイートの型を真似するだけなら、すでに多くの方がやっている方法なので問題ありません。

 

まずはすでにバズっていて、なおかつアレンジできそうなツイートを見つけておきましょう。

 

すでにバズってるという事は共感が確定されているツイートという可能性が非常に高いので、0から考えるよりも比較的簡単に共感されるツイートが完成します。

 

それでは具体的なアレンジ方法を説明しましょう。

 

アレンジ1

 まずはゲッターズ飯田さんの投稿からヒントを得たツイートですね。これを自分の経験に基づいてツイートを考えました。この場合はほとんど自分で考えたので飯田さんのツイートに肉付けをしたという感じでしょうかね。

 

アレンジ2

 続いてヒデさん。ビジネス系の方のツイートは本当にためになるツイートをしている人が多いので、アレンジするならビジネス系の発信をしている人のツイートを探してみるといいでしょう。もちろんこれも自分の経験に基づくエピソードにアレンジしています。

 

アレンジ3

 元ツイートがなくなっていたのですが、かなり共感したのでアレンジさせていただきました。実際にいいね数を気にする人が多すぎるし、こうした相談も年に数回届くので僕の経験に基づいたツイートにアレンジさせていただきました。

 

アレンジ4

 これは皮肉の意味も込めたアレンジツイートです。実はビジネス系の人ってツイートの最後に「答えはプロフで」とプロフィールに誘導するツイートが横行しているんですよね。こうしたツイートがめちゃくちゃ多くて、僕はこのプロフィールに誘導するやり方があまり好きではないので「プロフに書いてないけど」と記載した皮肉アレンジツイートにしました。

 

 

その③ 「評価の高い過去ツイートの再利用」

いくつもツイートしていくとその中でリツイートされてインプレッション数が多いツイートと少ないツイートに別れてきます。

 

そしてその中でも格段反応率がよかったツイートを数ヶ月後に再び投稿してきました。

多少は文章を変更した方が良いのですが、数ヶ月前のツイートなのでほとんどの人が覚えてません。

 

なのでそのまま過去のツイートをコピーして再びツイートするようにしてました。

※同じ画像と文章だと記憶に残る可能性が極めて高いです。そこまで問題視するものでもないですけど。

最初のツイートをためていく作業さえ乗り越えれば、この方法だけでTwitter運用がめちゃくちゃ楽になってきます。現在のツイートは新作のツイートとこの使い回しツイートがほとんどです。(たまに思ったこともツイートしますけど)

 




僕自身この「過去のツイート再利用」の方法はめちゃめちゃ使っていて、すでに質の高いツイートなので何度投稿してもバズりやすいんですよね。

 

「これを投稿すればバズる」というツイートをいくつか持っていれば、それを使うだけでマガジン登録者が一気に増えて売り上げにも直結しています。

 

日々ツイートを続けているとどんどん反応が取れるツイートがたまってきます。(上の方法を意識して1年間ツイートをし続けていれば)

 

その質の高いツイートを使い回す事で楽に集客してプロフィールに誘導することができるようになりました。

 

プロフィールを読んでもらえる率が上がればその分フォロワーも増えていくので、3日間限定Twitterオンライン絵画販売をする時にも効果を発揮します。

 

⑤ 公式LINEの立ち上げ。

ここで重要なのが公式LINEの立ち上げ。

 

なぜ公式LINEが必要なのか?というとSNSよりもこうした限定的な空間で連絡を取り合う場所を作ると、「信頼信用」がたまっていきます。

その信頼信用をためるために公式LINEへ集客してコミュニケーションを直接取っておく必要があると考えたからです。

※自動化もできるのですが、この時点ではまだ自動化はしませんでした。

 

 

何を発信するのか?というと、この時点で以前使っていたメルマガに記事がたまっていたので、それをコピーして記事にしてちょくちょく配信していた感じですね。

 

 

公式LINEで大事なのは

  • お客さんとの接触回数を増やす。
  • 恩を感じてもらえる事。

この2つのどちらかが非常に大事になってきます。

 

マガジンで発信していると「本当に勉強になります!いつもありがとうございます!」っと連絡をくれる方が多いのですが、要はそういった答えを出してくれる人を増やすようにするという事ですね。

 

あともう一つは会社経営者さん宛てにマガジンを送る事が多いのですが、「最近の近況報告」ですね。

例えばこうしたライフスタイルを見せて会いにきてもらうという感じです。

 

ここでコミュニケーションを頻繁にとっておくようにすると下のような事が起こりました。

 

【心理学】高額作品が売れた理由 (ザイオンス効果)

Twitter販売以前にこんなツイートをしました。

すると下のような連絡がきました。

 

公式LINEに登録してくれた会社を経営されている社長さんです。

そしてこちらは以前からメールマガジンに登録していただいている社長さんからの連絡。

これこそお客さんとの接触回数を増やした効果なんですよね〜!!

 

 

 

これは

心理学的にはザイオンス効果

と言われるものになります。

 

ザイオンス効果とは?

ザイオンス効果とは別名「単純接触効果」とも呼ばれています。 このザイオンス効果は、相手に何度も繰り返し接触することによって、だんだん好感度や評価などが高まっていくという効果です。

 

だからこそ何度も接触するために公式LINEやマガジンで密にコンタクトをとる必要があり、効果も実証済みなわけですね〜!!

 

すでにこれは多くの企業が取り入れていますし、個人起業家はもれなく取り入れている方法となります。

 

 

あとちなみにですが、この二人の方よりも、一足先に直接連絡をくれた大阪で焼肉屋を2店舗経営している友人の経営者がいたので、その人に販売することにしました。

 

あともう一つ公式LINEからのお客さんで24万円の作品を2つ購入していただきました。(合計48万円)

公式マガジンはマジでやったほうがいいです。

 

簡単に言えば営業活動みたいなものですからね^^

 

営業をしないで高額な作品は売れません。

 

その価値(人間性も含めて)を日々伝えておくと購入してくれる人も現れてくるでしょう。

 

 

⑥ サイズと値段設定

今回のTwitter戦略でのターゲット層は画力をあげたい人。

つまり絵に興味がある絵描きさんです。(素人も含めて)

 

これまでの僕の活動データから絵描きさんは数十万円する作品は買いずらいという事は分かってました。(大体25000円〜10万円前後が最大値)

 

 

 

なので、その属性の人達にあう値段設定にするためにも、先ほどの時短が鍵を握っているなと思ったのですね。

 

制作に時間がかからなければ、安く設定することもできます。(自由に値段設定できるので)

 

ここでの妥当な値段は大体25000円〜8万円前後と予想し、なおかつそれに見合うクオリティーの作品を提供できるように新アートの開発をしてきたわけです。

 

そしてサイズも大きい家でないと大きい作品は飾れないし、小さな作品なら時間もかからないので、一番売れるであろう(この時点では予想しただけ)

F0、SM、F4、F6

をメインとして販売していくことを決めました。

 

大体、当初の設定ではこんな感じです。

ZINART ZiNART×抽象画 抽象画 シンプルアート
F0 3万~5万 なし なし なし
SM 5万~8万 25000円 25000円 25000円
F4 なし 5万~6万 3万~3万5千円 3万
F6 なし なし 5万 5万
F6以上(メイン販売はしない。設置するだけ。) 80万前後 なし 24万前後 なし

※現在はこの当時よりも値上げしています。

 

それぞれの制作時間はこんな感じ。(h→時間)

ZINART ZiNART×抽象画 抽象画 シンプルアート
F0 3h~4h 1h 15分 30分
SM 3h~5h 2h 15分 30分
F4 5h~6h 2~3h 1h 30分~1h
F6 5~10h 3h~4h 1h 1h
F6以上(主にB1サイズほど) 2h~3h

※あくまでも平均時間です。それぞれ作品によって全然制作時間が異なります。

 

 

本当は値段設定のマスを全部埋めるほど作品を用意したかったのですが、それをしてしまうと時間がかかってしまうので、今回は「販売×時間」で逆算して、制作に間に合いそうなものから埋めて行くようにしました。

 

ちなみにF6作品以上の高額作品は以前から描いていたもの。今回のTwitter販売でも売れるのかテストしてみたかったので設置しました。(結果的に売れた。ここも後で解説します)

 

⑦【重要】販売戦略!!!!!

先ほども話したましけど、絵画教室参加者さんの絵画購入率が高い事は以前からわかっていたんですよね。

 

なのでこれを機に

絵画教室ZiNARTと絵画(どれでも一つ購入すればついてくる)をセットで販売

することにしました。

 

 

この戦略が大当たりで、絵画教室に興味がある人はほぼ高確率で絵画の購入をしてくれるようになりました。

 

 

 

 

なぜこのような結果になったのか根本的に理解できますか?

 

 

 

そもそも、人が商品を買う決断をするタイミングがどんな時だか理解してますか?

 

 

 

 

「人が商品を買う決断をするタイミング」…その答えは

その商品に値段以上の価値を感じた時

です。

 

 

 

100均一なんかまさにそれで、全ての商品が100円以上の価値を感じますよね?

 

そこなんです。

 

 

今回の戦略で絵画教室ZiNARTをつけたのはそこに理由があります。

商品に付加価値をつけると人はその商品を購入しやすくなるんですよね。

 

 

これなら仮に僕の絵画の値段に納得できていない人でも、絵画教室がついてくるなら納得してくれますからね。

 

しかも100%画力が上がると豪語しているので、むしろこの値段で学べてしかも絵画がついてくるなら買わないと損と思ってもらえるのです。(画力があげたい人はなおさら)

 

しかも絵画教室って一回作ってしまうと、一生使えるし自動化もしているので手間がかからない一番コスパの良い商品なんですよね。

 

⑧ ECサイト立ち上げ。

Twitter販売する上で用意しておいた方が良いものがECサイトです。

【ZiNART STORE】

https://zinart.store

 

 

日本にはBACE、STORES、minne、Creemaなど、たくさんのECサイトがありますよね。

 

この中でも絵描きさんによく使われているのがBACE(特に多い)とSTORESのようです。

 

 

ただ、色々と調べていくとこれらのECサイトを利用する価値が見出せませんでした。

僕がオススメするECサイトは断然Shopify

 

Shopifyはカナダの会社のECサイトで、あのAmazonを追い抜く勢いがあると言われている超優秀なECサイトを簡単に作る事ができます。

 

 

ちなみにshopifyはカナダの会社でAmazonを超えるとも言われています。日本だとまだ少ないけど世界で見れば圧倒的に利用人口が多いですよ。

 

手数料の差はこんな感じ。

  • Shopify 3.25%~3.40%
  • STORES 3.60%~5.00%
  • BACE 6.6%(+40円)

※BACEが新料金プランを発表しました。どちらがお得なのかは今の作品の売れ行き状況から自分に合うプランを見比べて調べてみてください。

 

月額で大体2400円〜2700円前後かかりますが(ドルで支払うので変動がある)、月額と手数料を含めてもShopifyがお得になります。

 

ただし、10万以上の売り上げが必要になってきます。

(baseとshopifyの月額コストが逆転するシミュレーション表↓)

僕はもともと絵が売れていたし、仕組みもバッチリ作りこんでいたので10万なんて余裕で越すと思ってました。

 

そもそも毎月10万越さないと絵で生活は厳しいですからね。

 

 

あと、もう一つShopifyを選んだ大きな理由があります。

 

それは、

Shopifyは国境ECサイトと言われているだけあって、海外販売が強い。翻訳機能もShopify内のアプリで導入できるのでスムーズに海外に販売できるようになる。

という事。

 

僕はもともと海外にも絵画を販売しているので、ECサイトも海外用に販売する前提で選んでいました。

 

これから自分のショップを立ち上げて、海外販売も視野に入れているのなら断然Shopifyがオススメとなります。

 

⑨ 販売開始!!!!!

ここまで全ての過程を10ヶ月ほどかけて完成させ、いよいよ販売開始となりました。

結果はご存知の通り超絶大成功しました。

 

【重要】売れた作品のオーダープラン追加!!!

初日から爆発的な売れ行きを記録していたので、後でサイトに訪問して頂いた多くの方から「欲しい商品が売れていた」っという報告がたくさん寄せられました。

 

なのですでに売れてしまった作品のオーダーも受け付けている事をお伝えしました。

この施策が功を奏したのか、すでにSOUL OUTになった作品のオーダーを頂くようになりました。

 

正直このプランを打ち出してなかったら300万には届いていなかったでしょうね。

 

ちなみに今もこのプランは継続していて、オーダーを頂いて描くと言う事がかなり多いです。(オーダー作品は元の作品とほぼ同じなのでECサイトには掲載してません。)

 

【心理学】限定を意識した理由(スノッブ効果)

ところでなぜ3日間限定にしたと思いますか?

 

しかもTwitter限定で。

 

 

実は、この「限定」というところも今回大成功を収めた要因の一つになります。

 

この「限定」という言葉には人を惹きつける効果があります。

 

限定と言われるだけで「今しかない」「レアなもの」という心理要素が働き、人はこうした限定的な物や商品が欲しくなる傾向にあります。

 

心理学的にはこれを

スノッブ効果

とよびます。

 

このスノッブ効果を利用する事で「他人が持っていない商品が欲しい」「世界に一つだけの商品が欲しい」という商品に対する感情をグッと押し上げる効果があるわけですね。

 

なので、今回は「限定」を強調した発信をおこなってきたのです。

 

これは僕の生徒さんもやっている方法でもあるのですが、例えばSNSで日々作品をアップして「◯月◯日に販売します。先行予約は公式LINEにて」と宣伝していく方法もあります。

 

実際この方法で月に40万50万売り上げている生徒さんもいますからね。

 

もちろんこれをするには日々の発信が必要不可欠になるのですが、コツコツ積み重ねていく事ができる人は大きな効果が期待できるでしょう。

 

もちろんTwitterなら公式LINEに誘導しなくてTwitter上でこの方法をしても売れていくのですが、継続して販売するためにはやはり公式LINEに登録してもらい、日々コミュニケーションをとっておくようにすると、ザイオンス効果も相まって作品購入率がグッと上がっていくことになります。

 

 

今回の3日間限定Twitterオンライン絵画販売で行った心理学戦略「ザイオンス効果×スノッブ効果」はかなり大きな成功の施策となった実感があります。

 

 

皆さんも意識的に試してみてください。

 

大失敗したこと(汗)

大成功に見えた今回のTwitterオンライン販売ですが、実は予想だにしなかった失敗がありました。

 

Twitterで販売する場合はフォロワーを効率的に増やす投稿をする必要があります。

 

それをするためには、日々のツイートから反応率が良くてプロフィール観覧数が高い投稿を意図的にする必要があるわけですね。

 

先ほども話した通り、反応率の高い過去のツイートを使えば、ほぼほぼ確実に反応が取れるんですよ。

 

これさえできれば宣伝効果も意図的に作り出せるわけですね。

 

 

そして絶対に反応率が高い過去ツイートをTwitter販売前日に新たに投稿して宣伝効果を促す事にしました。

 

それがこちらです↓(これは過去ツイート)

この反応率の高いツイートを販売前日に投稿すれば、かなり高い宣伝効果となり、売り上げも万々歳となるはず…

 

だったのですが…

 

 

新たに投稿しても全くバズりませんでした。(なんでやねん)

 

これが販売前日に投稿した過去ツイートのアレンジ。

今でこそそこそこイイねは付いているのですが、それはTwitterのプロフィールに固定していたからであって、販売前日は全くのびませんでした(汗)

 

この類のツイートはこれまでほぼほぼバズっていたのですが、なぜかこの時だけのびず確か70前後でイイね数がストップしました。

 

恐らくですが投稿する時期やタイミング、あと文章を変更したのが悪かったのかなと。

 

まぁでもそれでも売り上げは上場だったので大きな大問題ではなかったかなと思うようにしています。(バズってたらもっと売り上げてたかも???)

 

最後に気づいた事をメモしときます。

売れないと言われ続けてきた抽象画でも余裕で売れる。

Twitterオンライン販売をした時は大半の商品が抽象画だった。時間もかからず、描きだめしやすかったので必然的に抽象画の数が増えた。今回一番売れたのが抽象画。抽象画は売れないと言われているが、それは大嘘。売れないという人は売り方を知らないだけ。

 

インスタからTwitterにくるお客さんは購入意欲高い。

実はインスタのストーリーからTwitterにも誘導していた。インスタから訪問した人は購入率が高い事がわかった。今度はインスタでの販売も挑戦してみたい。

 

Twitterバズったらマガジン登録数が圧倒的に増える。

Twitterで一回バズるとマガジン登録者が、いつもの5倍から10倍以上に跳ね上がる。バズったツイートが「画力向上系」や「絵画教室の宣伝系」なら絵画教室ZiNARTの売り上げが上がる。さらに付加価値をつけるための絵画購入プランもあるので絵画購入率も上がる。Twitterマジやばい。

 

最初は5万円の商品から売れていった。

作品の値段はそれぞれ 少額(2万5千円)、中額(5万円以上)、高額(8万円)、と設定していたけどこの中でも5万円の商品から最初に売れていった。高額な商品は中額の商品数が減り始めて売れだした。安いから売れるというわけでもない。購入意欲がある人は実は最安値はそこまで求めていない。

 

10万以上の作品は営業必須。

10万円以上の高額な作品となると、営業活動をしないと売るのが難しい。営業と言っても会社員のようなガチガチの営業ではなく、ただコミュニケーション回数を増やし、「信頼信用」を得る事に徹底する。ちなみにこの時に絶対に絵を売り込んではいけない。売り込まれると逆に買いたくなくなる。会いに来てくれる人には普通に楽しんでもらう事だけを考える。

 

月によって売り上げ率が変わる。

1年間の中でも売り上げが出やすい月と、そうでない月がある。これは僕が数年かけて得たデータなので間違いないが、もしかしたら人によってはこの時期が違うのかもしれない。ちなみに1月は毎年最悪。3月から売り上げが伸び始めるのでTwitterオンライン販売の時期を当初は3月を予定していた。っが、作品の数が間に合わず泣く泣く4月後半からに。(4月も売り上げは悪くはない。) 大型連休の前の月は売り上げ落ちる。(7月と12月。1月は一年の内で一番売り上げ最悪) あとちなみに季節の変わり目はマガジン登録率も落ちる。