今回は僕からしか発信されない絵の売り方についてお話します。
「絵が全く売れない!」
「どんな方法があるのか?」
「どうすれば絵が売れるのか?」
などなど、ここで上手くいかずに悩んでいる人はこれから話す事7つの方法の中で自分ができそうなものを選んで実行してみましょう!
今回お伝えする方法はあくまでも今回話す事は販売方法の1部でしかありませんが、それでも十分結果が出るような絵の売り方です。
文章を見るのが面倒な場合は動画でも話しているのでラジオ感覚でお楽しみください
販売戦略7つ
販売する方法は色々とあるのですが、今回はすぐに実践できそうなものをまとめてみました。すぐに実践できますけど、すぐに結果が出るものではないので地道に取り組んでみましょう!
1繋がるアート戦略
繋がるアート作品とは簡単に言うと横に繋がる絵を描いてそれを販売する方法です。
僕はB1ボードを横に繋げて360度アート作品と言うものを描いているんですけど、これは横に絵を描いて繋げていって最終的に両端が繋がって最終的に360度の作品ができると言うものです。
この1枚1枚の作品を複製画にして販売するわけですね。
作品は1枚1枚横につながるので1枚買ってくれたお客さんは次にその横に繋がる作品が欲しくなるですよね。(本当の意味でファン化できているのであれば)
漫画でもそうですけど1巻買って、5巻買って、8巻買って…
っとバラバラに買う人はいないですよね?
大抵の人は1巻、2巻、3巻と順番に購入していくと思うのですが、これはお客さんが買って本当に満足できた場合ですね。つまり本当の意味でファン化できていればその続きが欲しくなるというわけです。
つまりこの繋がりアート作品は順番に描いたくなるようなリピーターを生み出す仕組みと言う事です。
僕個人の考えとしてはポストカードにするなら複製画の方が100%良いですね。
ポストカードを売りたいなら売ってもいいと思うんですけど、僕個人の考え方としてはポストカードって売らなくていいと思ってます。
っと言うよりポストカードは売らない方がいいんじゃないかなと思います。
ポストカードの使い方って色々あるんですけどプレゼントする方が絶対に良いと個人的には思っています。
2プレゼント戦略
プレゼントって実がかなり重要なんですよね〜!
頭の中に一切いないって人はそれほど大事に思わないんですよ。だって頭の中に自分の存在がいないんですから。
なので、その相手の頭の中での自分の存在の割合を増やすための投資としてポストカードを利用した方が言い訳ですよ。「ポストカードをくれた人」っていう存在が少しだけ頭の中に残るじゃないですか。
それこそポストカードなんかはプレゼントされた人が毎日目につくところにかざてくれたら(トイレや玄関など)毎日無意識のうちに自分の存在が残ります。
意識してなくても潜在意識の中に残るんですよね〜!
そういう人って意外と連絡とってなくても繋がってるんですよ!!
相手は「自分の事を好いてくれてる」「ZINさんといい関係性とれてる」っと言うのがわかるんですよ。
皆さんにも1人くらいそういった人がいると思います。(いないと絵でやっていけない)
これが心の繋がりってこいう事を言うんでしょうね。
っでポストカードの話長くなりましたけど、プレゼントってポストカードだけじゃないじゃないですか?
僕は沖縄に遊びに来てくれた人に(全員ではないですが)手元にあれば原画をプレゼントはするようにしてますよ。まぁほとんどプレゼントするのは下絵で描いた水彩画を練習したものですけどね。
サプライズプレゼントであげた方も覚えてるし、受け取った方は完全に覚えてくれてますから。
小物商品でもプレゼントしたら良いと思います。
小物商品だけで爆発的に売れて一生食いっぱぐれないほど売れるってものじゃないじゃないですか?
それならやっぱりプレゼントに回してしまった方が確実に良いですよ。
プレゼントの小物ってどこからどこまでが小物なのか微妙なところですけどね〜!
個人的にはiPhoneカバーは昔にそこそこ売り上げた経験があるので販売してしまっても良いものだと思います。
これより安くて細かいものだとプレゼントする用にしてしまっても良いのかなと思います。
僕はまだ小物商品は扱っていませんが、うちの嫁が「何かしたい!」と言い出したので近いうちに僕の絵を使った小物商品を作って販売してもらおうかと思っていますが、その中からもプレゼントを作ろうかなと思っています。
3特別感を売りにする365日戦略
365日戦略とは簡単に言えば「誕生日を使って特別感を売りにしよう!」と言うことですね。
昔この販売方法で爆発的な売り上げを記録した会社があるんですよね。
皆さん明治製菓さんが販売したバースデイテディーベア知ってますか?
マーブルチョコと熊のぬいぐるみをおまけで販売して爆発的に売れた商品です。実は僕も買いました。
なぜ爆発的に売れたかと言うと…キーワードは誕生日ですね。
365種類あってそれぞれの誕生日ごとに一つ一つデザインも違えば名前も性格も全部細かく違うんですよね。365個のうち1つは自分の誕生日になるので皆自分の誕生日のテディーベアーを買い求めたんですよ。売れすぎて販売停止になりましたからね。
人は特別感にはお金を出して満足感を得る事ができるんですよね。自分だけの特別なものが欲しいとなるわけですよ。
これを応用して絵にしてみるといいですね〜!
365日分の意味のある絵を描いて誕生日と絡めて販売するわけです。
意味のある絵と言うのはただ単に365作品描けば良いってわけではないんですよね。誕生日と絡ませる意味が必要になってくるわけです。
ただ単に絵描いてこれは「8月16日の絵です。」って言われても意味わかんないですよね?
キャラクターを描くならそれぞれの個性を描いて、風景を描くならさっきの繋がりアートのように365繋げる事もできますし、色々と応用は可能だと思うんですよね。
ただプライド高い人はこれできないんですよね。
「いい方法浮かんだけどジンジンさんが動画で言っちゃったからやるにくい」
みたいな。もうプライドって捨てる時期だと思いますよ。本気で自分で流れを動かしたいなら今までの自分を捨てる覚悟も持たないとキツい時代がやって来ますよ。
プライド高くて出来ないって人は今まさに変わるタイミングなんじゃないかなと思います。
この365日戦略は考えればキリがないほどアイデアが出てくると思うので自分の描く作品と合致させたアイデアを採用させてみてください。
4原画マージン販売
これはギャラリーにお客さんとして来た子が教えてくれたんですけど、どこかの作家さんがやってたみたいなんですよね。
この話聞いた時に「なるほど〜!その手があったか〜!!」っと思いました。
何かと言うと原画を買ってくれた人にマージン(手数料)を与えるんですよ。
複製画を購入した人は自分の欲しい作品を購入できたので満足。
描いた本人は複製画が売れて利益も入ってくるし、実績にもなるので満足。
原画を購入した人はマージンが入ってくるので満足。
これ画期的でめっちゃ合理的じゃないですか?
誰も損してないですよね?
ただ単に原画を購入するだけなら迷うって人も多いと思うんですけど、一度買えばマージンが入ってくる、いわば一番実感できる投資のような買い物になるので手が出しやすくなるんですよね。
それに原画を買った人は複製画が売れれば自分にも利益が入ってくるので宣伝広告を頑張ってしてくれますからね。誰も傷つけないまさにwinwinwinな方法だと思います。
ただデメリットとしてはそのマージンを毎回管理して支払うのが大変って事くらいですね。
5実用性のあるものと絵を組み合わせる
小物だとやっぱり売り上げてもそこまで大きな売り上げには繋がらないと思うので、やるなら少し高値でしか売れなくて必要とされるものと合体させて仕舞えばいいと思うんですよね。
例えば椅子とか机などなど。
今僕が考えてるのが机と絵の組み合わせです。
例えばこの石を正方形の枠に入れてレジンを流し込んで固めます。
こうするとストーンアートが空中に浮いた感じになります。そこから周りを少し太い木の枠で囲うように固定します。それから木の裏に取り外し可能なテーブルの足をつければ木の枠で出来た枠に中央はレジンによって空中に浮いたストーンアートの机が完成します。
こうする事によって机にもなりますし、足を取り外して壁に掛ければアートとしても楽しめる2つの使い道ができるわけですよね〜!
これはあくまでも一つの例でしたが、組み合わせを考えれば無限と出てくると思います。
ここはものじゃなくて情報と組み合わせてもいいと思いますしね。
それに関しては話すと長くなりすぎるのでメルマガ(無料)を読んでみてください。
6複製画で原画の価値を上げる
販売方法と言うか原画の値段をあげるのに便利な方法って感じですね。原画が高いから無理だけど複製画ならっという感じになる人が圧倒的に多いです。
ちなみに複製画ですが下の写真のように原画とほとんど変わらないクオリティーで完成させる事ができるんですよね。(写真撮影した角度で多少色合いが変わってますが直接見るとほとんど同じです)
<原画>
<複製画>
僕の場合、全部ネット上にデータがあってそれを複製画発注して完成したら、その会社から直接郵送って感じなので家から出る事なく販売できます。
ただ最初のデータをスキャニングする時は原画を送らないといけませんけどね。スキャニング代は最初結構高いんですけど、それ以降はデータもあるので印刷代だけですみます。
この複製画があるので原画って高くできるわけですね〜!
僕ん場合は原画売る気なかったのでこれなら誰も買わないだろっと思う値段をつけて、それでも買いたいと思ってくれる人がいるので、次はもう少し時給高くして値段を決めるようにしていったら自然と今の原画の値段になりました。
なので複製画を販売して原画の価値をあげていくって方法って事ですね。
あと複製画なら相手が欲しいサイズの絵に変更する事ができますからこれも何かと利用していけばいいと思います。
それこそ、先ほど話した360度アートの一つ一つの作品を複製画で小さくして販売する事も出来ますからね〜!可能性は無限大です!
7アートイベント企画
これはアートイベント企画をして会費をもらうようにする方法ですね。
イベント会社とかもろにこれで利益出してますからね。
例えば僕は毎年沖縄の座間味でキャンプペイントっていう企画をしているんですけど、これは「僕がここで絵描いているからおいで〜」っというゆるい企画なので参加費や会費などは一切もらってないんですよね。
ここまで聞いたら
「絵の販売方法じゃないじゃん!!」
っと思うと思うんですけど、ここで最初に話した繋がりの話になるんですよ。ポストカードで相手の頭の中に自分の存在を残すってやつですね。
このイベント企画はその強い版です。
こうした繋がりが「あの思い出の人の商品だから何か絵を買いたい」ってなるんですよ。
これ話したらめっちゃ僕計算高くイベントしてるやんってなりますけど、それでもやっぱり買ってくれる人は買ってくれますし、沖縄来たら絶対に連絡くれる人になってますからね。
ただ単に僕の場合は本当に楽しく過ごしたいだけなですよ。
だからこれをイベントみたいにしてお金取るような事はめんどくさいので僕はやらないですけど、これって他のどの地域でもできる事ですからね。
ポイントとしてはこのイベントに来るとどんな対価がもらえるのかを伝えて、なおかつ行った結果も良かったっと思わせるようなプランを作り上げないといけないんですよ。
これは超大変なので企画力があって、相手に対価を与えれる「絶対行った方が良いじゃん!」っと思ってもらえるような企画ができる人はやった方が良いですね。
(重要)最後に…
大前提としてこれまで話した事って人との接点を増やさない何も効果を発揮しません。
誰も見てないところで販売方法を試しても人がいなければやってないのと変わらないですからね。
今はコロナの影響で個展したり人と直接会ったりするのは厳しいかもしれませんが、その代わりにリモートワークのような仕事環境下で仕事をする人も増えてきてネットやSNSを利用する人も増えてきたので人との接点はそちらを使って増やしていけば良いと思います。
具体的にどうすれば良いのかわからないと言う人はこのブログで色々と書いています。
<関連記事>
今回の話はまず人との接点を増やしてから実行するものですから、まずは今何をすべきかをよく考えましょう〜!!