ここでは売り上げを爆発的にのばす戦略についてお話ししていきます。
すぐに実践できますし、勇気があれば誰でもできます。
ちょっと怖いと思いますけど、実際にやってみると効果抜群という事がわかると思うので是非試してみてください。
1 返金保証をつける
商品の売れ行きを大きく伸ばす要素として、保証を付けるということがあります。
お金を払う行為には不安が伴いますが、保証によってそれを取り除くわけです。
満足できなければ返金とか、実践して効果が出なければ返金というのが多いわけですが、保証はありきたりなものよりもインパクトを与える要素を持っている方が効果的です。
たとえば、
仮にカナヅチの人向けに水泳を教えるスイミングスクールがあったとしましょう。
このスクールに保証をつけるとなると例えば、
ということになりますが、これは通常の保証です。
ないより親切ですが、そこまで変わってはいません。
では、これをインパクトのある保証にしたら?
どうでしょう?
さっきより少しインパクトが増しましたよね?
あとは有名な例だと、ゴルフ教材の販売者が付けた保証で、4打目に球が真っすぐ飛ばなければ返金というものがありました。
こうした保証の方が売上は伸びる傾向にあります。
この返金保証という戦略は絵画教室、絵画販売、スクール、など、ありとあらゆる商品販売で応用可能です。
保証つけて本当に大丈夫?
保証を付けるのは抵抗があると思いますが、よほどひどい商品を売らない限り、返金の申し出なんてほぼ来ないものです。
むしろ売上が大きく伸びることで、数名の返金に応じても利益が大きくなるのが一般的です。
逆に言うと、返金保証を付けて返金依頼が殺到し利益が減ったのであれば、商品の質や売り方に問題がある可能性があります。
ちなみに、
半月しか期間がなければ、その期間に返金を申請するか見極めようと思うものです。
しかし、1年以内ならいつでも返金できると言われると、ほとんどの人は忘れてしまいます。
より手厚い保証を付けて信頼を獲得できる上、結果的に返金の請求も減らすことができるのです。
2 無料期間をつける
最初の1ヶ月を無料で受講して内容を見てもらい、その上で継続をお客さん自身で判断してもらう方法もあります。
ただし、これは絵画教室やスクールの場合に限りますね。
この無料期間戦略はすでにいろんな企業が実践して効果を発揮してますよね。
この場合、返金制度を付けるよりも1ヶ月目で辞める人は多くなります。
返金を要求するのは心苦しくても、1ヶ月以内に脱退するのは気分が楽なので、どうしても脱退率は上がってしまいます。
ただ、これもトータルで見ればこ利益を伸ばすことが通常です。
利益がのびてなければ大手企業もこの戦略は取り入れてないでしょうからね。未だに取り入れているという事は売り上げに効果があるからです。
3 限定生・希少性
タイムセールや商品の個数限定の販売はネット世界以外でも広く行われています。
僕は中学の時に大阪の難波でその日限りのタイムセールで腕時計を購入したことがありますが、それを毎日行っていることを知ったのは後日になってからでした。
これは希少性を悪用した例ですが、期間限定や個数限定は効果的です。
人は判断を先送りする生き物なので、明確に期限を切ることによって決断を迫ることができます。
何月何日までと設定したほうが、結果的に売上は最大化するので使う価値があります。
4 コミュニティー化する
今や単純な悩みの解決の手段がサロンやグループに入るという手段がお決まりになってきました。そして、その先にある人とつながりたいという欲求がビジネスにおいて重要な意味を持ってきています。
そのため、コミュニティーを作って、それ自体を販売するというのも1つの手段です。
あるいは、特典としてコミュニティーを作るのも手です。
公式LINE、あるいはSlackというスマホアプリなら簡単に作れます。
コミュニティーを作ることによって、単なるメルマガの発信よりも濃いやり取りをすることができ、
ファン化の程度を強めたり、ニーズをくみあげることもできるようになります。
こうした2次的なメリットもあるので、コミュニティーの活用というのは考えてみてください。
このコミュニティーには複数のコース(上位版)を作るという方法があります。
特に3つのコースがある場合、真ん中に人が集まるというのはよく知られた心理です。
この場合、
3つを用意することができなくても、上位版があると通常版がお得に見えるので、この手法は効果的です。
この場合、上位版には過剰なぐらいの機能を付けて、普通の人は通常版で十分なことを訴求してください。
間違っても、上位版を買わないと満足できないとか、通常版では不十分という印象を与えてはいけません。
「通常版でも十分であるものの、一部の人のニーズに答えるために上位版ではこんな(普通は要らない)機能まで付けました」
というスタンスで臨んでください。
(※追記) 絵画教室やスクール系販売をする時の注意点
成功した生徒さんからこんな相談がきました。
僕から学べば良かったのに…
っという本心はおいといて(笑)
人数が増えれば、できる人、できない人も当然出てきます。
ただ、僕のこのスクールに参加してくれた方は0と言っていいほど苦情を言ってきませんし、返金の申し出も全くありません。
その理由は簡単で「自分の力で行動し、自分の頭で考える力を持つ人」しか集めない。
つまり、
からです。
これまでのメルマガを読んでいただければわかると思いますが、自分の頭で考える力を持っていないとスクールには参加させないと散々言ってきました。
こうする事により、自分の頭で考えて素早く行動できる優秀な人だけが参加する枠を獲得できたわけです。
門を狭くした方がスクール生の成功率も上がりますし、何より僕の一番の目的でもあるアート仲間に加わってくれる可能性が飛躍的に高まるからです。
あと、返金保証や無料期間がきっかけで商品を購入する人は他人への依存心が強い人が中心です。
自分ではリスクを負いたくなくて、誰かが保証をしてくれるなら買うという考えですので。
おそらく相談者はここを甘く見積もってしまい、メルマガ内でもスクール入学の厳しい条件等を言わなかったのかなと思います。(厳しい事をいうと嫌われちゃいますからね)
そのため、
こうした特徴は押さえておいてください。
逆に言えば、自己責任を当然の原則と理解している層に対しては、保証は不要です。
特にビジネス系の場合、レベルの高い人ほど保証に価値を感じなくなっていきます。
こうしたタイプの人は優秀で自分で考える力もあって、行動力も高い傾向にあるので上手くいけば自分の仕事のパートナーになる可能性が非常に高くなります。
ターゲット層や商品の性質によって保証の内容を考えていくのも1つの方法です。
購入後に頑張らないと結果が出ない商品なら保証を付けないとか、付けてもアピールしすぎないとか、そうした方が購入者の満足率は上がります。
そもそもふさわしくない人の参加を防げますので。