今この現代に生きているほとんどの人がインターネットを利用して情報を得ようとしています。
その中には悩みを人に相談したいと強く思っている属性の人は数多く存在します。
実際に僕の所にも悩みを相談しにきてくれるインターネットユーザーがかなり集まってきていますからね。
そしてこの人の悩みこそ、ファン化や集客において重要なポイントと言えます。
正直、人の悩みを100個ほど集める事ができれば、生活できるようになると感じています。
もちろんそのまま悩みを集めるだけでは何も始まりませんが、この悩みを利用するわけですね。
100個の質問に対して100通りの返しを考えてメルマガ内、もしくはツイッターで発信する。
すると同じような悩みを持った人の心に響き、ファン化、あるいはメルマガ登録、あるいはフォロワーになってくれます。
そしてこの100個の悩みというのは何度も使い回しができます。あなたが一度発信しただけでは、届いていない人も大勢いますからね。
それほど人の悩みのデータというのは重要なので、
っという事を頭の片隅においておきましょう。
この悩みというものは調べればネット上にゴロゴロと転がっていますし、メルマガを始めると個別に返信がきて、それに対しては1対1の関係になっていくのでそれぞれの人の悩みのデータをとっていく事が可能となります。
僕もメルマガで悩みを相談してもらえるよう促していますよね。
それは悩みの種類のデータを取るためでもあり、それが後々大きな武器となるからでもあります。
さらに言えばその悩みを解決する事ができれば相手にとっても嬉しい事ですし、悩みを解決すると信頼信用を獲得する事ができるので、悩み相談というのはお互いにWINWINの関係性になれるものなのです。
最初の時点ではそのデータが集まっていない状態なので、最初はコンセプトにそったメルマガを書いていき、その中でどんな悩みがあるのかを尋ねる形で相談メールの返信をしてもらえるように促していくようにしてください。
そしてその悩みと解決策をステップメールの中に組み込んでいくと少しづつ質の良いメルマガが完成します。
この、悩み相談の重要性を理解できてから下を読み進めてください。
コミュニティは価値を生む
コミュニティと言ってもそれには様々な形がありますね。
そしてそれぞれのコミ二ティーの形によってその価値は変わってきます。
例えば、書籍を描いている有名な人がいたとしましょう。
ここでの書籍というのは例えば、人前でのスピーチの仕方だとか成功する人の考え方だとか、そのような本を書いている人としましょう。
その人が書く書籍を読めば役に立つ情報は得られるわけですが、その著者と会える企画があるとすればそこにも価値が生まれるわけです。
サイン会のような一瞬だけ会える企画もあればもっとしっかり質問ができる企画などもあります。
企画というより、セミナーのような形でもいいでしょう。
さらに継続的に著者に質問したり相談できるサービスであれば、価値はいっそう高まっていきます。
「学べるアートマガジン」は質問、相談ができるのでこの立ち位置ですね。
本は一方的に情報を与えるだけ。
サイン会はちょっとした接触。
セミナーも1対多数でのほぼ一方的なやり取り。
そして、
こんな感じで価値は上がっていきます。
ホリエモンもたまに学生の質問に答える企画をして人生の悩み相談会みたいなものをしていますね。
情報よりも強い"人間の繋がり"
あとネット上のコミニティで言えばZoomなどのテレビ電話などを使った1対1で相談にのるものもあります。
そして、SNSなどの掲示板を使って多数の人が横の繋がりを持って展開していく方法ものもありますね。
これはキングコングの西野さんもやっていた「街を作ろう」っという企画がそうです。
要は人間関係としての結びつきのあるものが、ここでいうコミュニティだと思ってください。
ネットで検索するだけでも過剰なほどに情報が出てくる現在の時代において、コミュニティは価値を強めています。
ただの書籍より著者と話ができる方が価値が高いのはまさにそれを示唆しています。
小説家の村上春樹さんや東野圭吾さんが書いた小説を5万円で売ろうとしても普通の小説の値段を知っているため買おうとは思わないと思いますが、そこに購入者は著者本人と会って話ができるという企画をつけたとすれば確実に数万人という人が応募するでしょう。
小説家が命を削って書いた作品(情報)よりも、適当に会話をしてくれる(1対1のコミュニティ)方が価値が高いのは、考えようによってはおかしな話です。
しかし、至る所でこうした現象が見られます。
アイドルの握手会なんてそれの典型的ですね。
ファンは握手をしたいがために同じCDやDVDを何枚も購入するわけですから。
繰り返し聞けるCDよりもライブの価格が高いのもそうです。
その場でのつながりや臨場感に価値があるわけです。
サッカー観戦もそうです。
自宅でテレビ観戦<パブリックビュー<生で観戦という風に価値は高まっていきますよね。
これも一緒に応援する仲間がいるという意味では一時的なコミュニティと言えるわけです。
これは単なる情報よりも高い価値を持ちます。
コミュニティをどこで活用するのか?
さて、ここまでコミ二ティの形でその価値が変化するという話をしてきました。
そのコミュニティをどこで活用するのか?っというと、
メルマガをただのメルマガではなく、コミュニティという見せ方ができると受け手の感じる価値は上がります。
これは実際にコミュニティを作る場合もあれば、コミュニティっぽさを演出することもできます。
どちらにしても人との繋がりには代わりありませんね。あとメルマガ以外でもコミュニティをつくる場所があるのですが、それは後でお話します。
まず代表的なのは、不安を持っていて、それを解消したいと思っている人を相手にするという事。
例1 : 新生活の不安解消コミュニティ
例えば、新生活について語っているメルマガを構築している人がいたとしましょう。
新生活というのは例えば出産や子育て、公園デビュー、海外移住、会社を辞めてフリーランスになる。などなど色々とありますよね。
※これは一例です。他にも沢山あります。
特に新生活を始める場合には、生活全般にわたって様々な不安がつきものです。
こうした新生活をスタートする時には知識面でも細かいところでつまづきますし、単純に感情的な意味で不安になったりもします。
そんな時に相談相手がほしいというのは自然な感情です。
そのような属性の人を集めるコミュニティを作る方法もあります。
例2 : 趣味や特技を自慢したいコミュニティ
他のパターンで言えば趣味や特技を自慢したいというコミュニティもあります。
例としては釣り好きを集めてそれぞれが釣り上げた魚について報告するとか、カスタマイズした車やバイクの自慢をするとか、そういうことです。
先ほどの不安解消より訴求力は落ちますが、身近に同じ趣味の仲間がいない人にはそれなりに響きます。
この場合は、コミュニティ参加者同士の横のつながりが重要になってきます。
例3 : 変則的なコミュニティ
コミュニティの1つのやや変則的な形として、不満や本音を口にできる場所というものがあります。
たとえば、会社への不満や嫁姑問題等の周囲にはなかなか言えない話ができる場所はそれだけで価値があります。
普段の人間関係では口にできない、でも自分の胸の内に秘めておくには重い内容です。
こうしたものを聞いてあげるというポジションもありです。
会社への不満系のコミュニティだと強固な関係性を作るには不向きです。それだけのつながりで集まっているグループを想像してください。
ちょっとしたきっかけで、簡単に集まりがなくなりそうですよね。
しかし、共感がわくエピソードを打ち出した上で「私が話を聞きますよ」というメッセージを出せば1対1のゆるい関係ができます。
そこに直接的なキャッシュポイントが生まれなくても、本題と別のところ(商品紹介)で関係を強めておくという意味でプラスに働くことはあります。
分かりやすくいえば
ですね。
相談料をもらうわけではなくても、結果的に人間関係ができることで店に来る動機になって、ビジネスにつながるわけです。(このビジネスモデルをメルマガで作るという事)
コミュニティの作る場所は色々とある
コミュニティ感を出したメルマガを募集すれば登録者は増えます。
例えばメルマガとして見せずに、
◯◯ファミリー、
◯◯の集い
っというような名前をメルマガにつけてしまえば良いのです。
そういうコミュニティがあって、連絡手段としてメールを使っているという前提にすればメルマガを出しているだけでも見え方は違ってきます。
メルマガ以外のコミュニティで考えるのであれば方法があります。
-
- ツイッターを鍵垢で作ってコミュニティ参加者だけ参加してもらう。
- Slackを使ってオープンチャット形式のコミュニティを作る。
- Zoomを使って動画で集まる形式のコミュニティを作る。
- Facebookグループで秘密グループに設定して招待した人だけ参加できる形式にする。(これが多いですね)
こうして考えてみればメルマガ以外でもコミュニティを作る方法は沢山あるわけですね。
しかもコミュニティ欲求があるということは、結びつきを求めているわけなの関係を作りやすいです。
商品化に使うこともできれば、コミュニケーションを取って関係を作ることもしやすいので集めておきたい属性であると言えます。
これまで、延々コミュニティの話をしてきましたが、この話をしてきたのはマネタイズしやすいからです。
相手が関係を求めているということは、そこにニーズがあるわけですからね。
皆さんもどんどんコミュニティを利用して自分と話しをする価値を高めていきましょう。
(※追記)コミュニティになりづらい、オススメできないジャンル
相談が来たので追記しておきます。
コミュニティの中でもなかなかコミュニティになりづらいものもあります。
たとえば、専門性の低い人が主導した絵画のコミュニティを作っても価値がありません。
このようにコミュニティを作っても、価値を生み出せないケースもあります。
あるいはコミュニティとしては成り立つものの、運営の負担が大きい属性もあります。
例えば、うつ病を克服したい人の繋がりで形成されたコミュニティですね。
僕も鬱の経験があるのでわかるのですが、うつ病になってしまうと相手が良かれと思って話してくれている何気ない一言も「否定されている」っと捉えられてしまう場合があるので自分自身の精神もやられてしまう場合があります。
なので僕個人としてはこの類のコミュニティはあまりオススメできません。
相談にのる、話を聞くとなると、思っている以上に自分自身に負担がのしかかってしまいます。
僕もこれまで何万通の相談にのってきましたが、ものすごい嫌な経験もしてきました。
このコミュニティで助かる人もいるとは思いますが、自分自身が潰れてしまうと元も子もないので個人的には「いいですね!なんでも挑戦です!やりましょう!」っと軽々しくは言えないですね。
っという事で僕個人としてはこの類のコミュニティはあまりオススメできないっという事です。