どうもジンジンです〜!
「なんでこんなに絵が上達しないんだろう?」
「才能がないからいくら練習しても無駄なのかな?」
この記事を読んでくれている人の多くはこういった才能についての悩みを持った人が多いと思います。
僕は日頃から絵を仕事にしたい人の相談や質問に答えているのですが、やっぱりその中でも才能のあるないで悩んでいる人ってめちゃくちゃ多いですよね〜!
例えばこんな相談メールを頂きました。
やはり才能のある人には、一生追いつけないのでしょうか?
想像しているものを描くという才能がありません。
どうしたら想像しているものを描く才能を伸ばすことができますか?
全く絵を描かないで中高で県最優秀を3回連続で取ったり
西日本で優秀賞を一回取ったりしたのですが、学生関係以外のコンテストで賞を取った事が無いです。
本当の才能が無い証拠だと思いますか。
などなど…
他にも2、3件才能に関してあるないで悩んでいる相談があったので今回は
・絵は才能だけではない証拠
・何を改善すれば良いのか?
について詳しくお話しして才能っという言葉に踊らされている方の悩みをぶっ飛ばしましょう!
文章を読むのが面倒な人はこちらの動画で流し聞きでもしてみてください。
絵の才能がないならとりあえず諦めましょう!
冒頭に絵は才能だけではないと話しましたよね。
何を根拠にこんな事を話しているのかと言うと…
実は僕めちゃくちゃ絵が下手でした。
これは僕が絵の専門学校に入学した当初の作品ですけど一般的に見ても下手くそだったんですよ。
ただ、この作品と今の話を一緒にすると「上手いじゃないですか〜」と「あ〜下手ですね」って言う人に分かれます。
っという事は絵の上手い下手って人によって全然感じ方が違うんですよね〜。
なので才能があって絵が上手いとか才能が無くて絵が下手とか、線引きと言うものが僕は無いと思います。
専門学校の他の人は僕なんかより遥かに画力がある人ばっかりでしたからね。ただそれを才能があるからうまいだとかは一切思ってませんでした。
何を思っていたのかというと
「この人は普段から意識した努力をしてるんだな〜」
と思ってました。
何に関してもどんな種類の能力を伸ばすにしても
意識した努力をして過ごす
ってことが大事なんですよ。
絵の才能だけで勝負して成功している人って世の中にはいませんからね〜!
多分才能に自惚れてそのまますすむと上達は止まります。
だって人の才能って有限ですし、その有限の才能に頼ってますからね。
それ以上に上手くなりたいって思うこの部分の分類って努力になるんですよ。
この努力の部分は才能とは違って、自分次第でどんどん増やす事ができます。
だから才能はなくても意識した努力をしていると才能も超えていくんですよ。
なので才能ってスタートの時点だときっかけになったり、描き始めて間もないのにこんなに描ける!っといってちやほやされるってことでは有利ですけど、それ止まりなんですよね。
だから僕の考えとしては才能はあった方が良いと言えば良いですけど、なくてもそこまで落ち込んだり悩んだりする必要はないんじゃないかなと思うんですよ。
だから才能がないなら才能ないことを諦めて意識した努力をしたらどうですか?っと思いますね。
ただここを普通の努力じゃなくて意識した努力をしないと伸びません。
意識した努力ってなんだ?っとなると思いますけど、例えば
ボクサーは1日3時間以上練習するとオーバーワークになるんですよ。
これを意識した努力をしないボクサーはやればやる分伸びていくと思ってるんですけど
オーバーワークで体が自由に動かなくなって結果に繋がりにくくなる。
これも絵の世界と一緒で書けば上手くなると思っている人もいますけど
絵を描かない時間も必要なんですよね。
例えば観察力を磨くだとか、イメージ力を上げるだとかそういった絵を描く事以外にも時間を使った意識した努力が必要なんですよ。
僕の場合、絵を描く以外の時間は画材屋さん巡りをして使った事のない道具とかをどう使うのか自分の頭の中でイメージしたり、他の人の絵を見てタッチの実験をしてみたり、そのへんの景色を見て自分の中でイメージして世界感を作るとかですね。
才能をあるなしで考える人は人と比べる人である
才能があるないで考えてしまう人って大抵人と比べてしまっていることが原因なんですけどそこは僕違うと思うんですよね。
だってそもそも絵って人によって好みも違いますから。
音楽だってあいみょんが好きって人もいればサザンオールスターズが好きだと言う人もいればローカルな音楽が好きって人もいます。
なので絵に関しても人それぞれ感じ方が違いますし、
そもそも絵って人と比べるものなのか?
っと思ってしまいますね。
だって絵って自分の内にあるものを描き出す事じゃないですか?それを他人と比べてるってことは他人の内にあるものを表現しようとしていると思うんですよね。
本人がそれで良いなら全然良いのですが、自分の内のものを表現したい本物の絵描きさんの場合は人と比べる必要は全くないし、それって意味がないんですよね。
自分の中で満足いくまで上達してそれを人に見せて喜んでくれる姿を見て自分も嬉しいならそこを目指したらいいですし、世界一の画家になるなら目指したらいいですからね〜!
僕はそうしてきて今ではこうして絵で家族を支えるほど稼いで、人に教えるほどにまで絵が上手くなった自覚を持っています。
他人軸で考えるのではなく自分軸で考えていきましょう。
あと、才能がないって事も悪いことではないんですよ。
悩んでいる場合は向上心がある証拠ですし才能がないならこれから伸ばしていける要素が山のようにあるわけですから。
それに才能がありすぎたら、そら面白くないと思いませんか?
だって出来る事をずっと続けるだけなんですよ?
それって楽しいですか?
できない事だからこそ楽しいと思うんですよね〜!!
絵の上手さに遺伝は関係ある?
結論から言っちゃうとこれ、全く関係ないです!!!
世の中では絵の才能って両親から50%は引き継がれると言われているようなのですが、これ絶対に違いますよ。
だって元々僕は絵が本当に下手くそだったんですけど、僕の母は絵がめっちゃくちゃ上手いんですよね。別に絵を練習したとかでもないんですけど、プロ級に上手なんですよ。
もしも僕はその母から50%の遺伝を受け継いでいればあんな下手くそなところからスタートして苦労する必要もなかったんじゃないかなと思います。
なので今もしも、絵が下手な理由を遺伝だからっとすり替えようとしているのならそれ完全に間違ってますし、どんなに下手でも正しい努力をすれば確実に絵は上達しますので、そこだけは諦めないようにしましょう。
ちなみに僕の絵画教室なら100%画力をアップさせてみせますよ^^
絵の上達に悩んでいる人はこちらをご覧ください!!
Twitterフォロワーが多いから絵の才能がある?
実はこのSNSのフォロワーが増えない、いいね数が少ないから才能がないのか?っと悩んでいる生徒さんからも相談が来ました。
僕的にはそんな大した事じゃないと僕は思っていますが、話を聞いてると本人の中では結構心の重りになっているようです。
ただね〜
フォロワーが多いとか少ないとか、そこを基準に絵の上手い下手を決める時点で完全に間違ってます。
SNSのいいね数もフォロワー数も
全く関係ないです!!
僕の知り合いで10年以上前からすでに画家、アーティストとして活躍している人達がいるんですけど、その人たちも実はSNSのフォロワーがそこまで多くはないんですよね。(大抵フォロワー100人とか1000人くらいしかいません)
でもそれでも絵で生活し続ける事ができています。そういった人達ってSNSなどのネット媒体よりも現実世界での活動に力をいれているんですよね。
なので絵の才能とフォロワー数、いいね数って全く関係ないと断言できるわけですね〜!!
あと以前ツイッターで赤澤 岳人さんという方が的確なツイートをしていたので紹介させてください。
SNSでのいいね!の数で優勝を決めるアートコンテストに対して甲本ヒロトさんの名言を送ります。
「一番売れてるものが一番良いものなら、世界一うまいラーメンはカップラーメンになっちゃうよ」
— 赤澤岳人/壁画アートカンパニー㍿OVER ALLs代表取締役CEO (@overalls_aka) March 19, 2021
これドンピシャですよね。
だからSNSのフォロワーが少ないから絵の才能がないだとか
根本的に間違ってるんでそこで悩む必要はないですね。
確かにSNSの数が多いと「この人は人気なんだ〜」と思ってしまう気持ちも分かりますが、だからと言ってSNSのフォワー数と絵の才能は関係ないですよ。(もちろん絵が上手すぎるからフォロワーが増える人もいますけどね。)
SNSのフォロワーが多い人はただ、SNSを利用するのが上手い、継続できている人だけであって絵の上手さとは関係ない事も多いんですよね。
いわば絵の才能じゃなくてSNSを利用する才能があると言う事です。
それに先ほど話した通り努力と分析力でSNSの才能も伸ばすことができます。
SNSに関しては長くなりそうなのでここまでにしますが、とにかく!
「フォロワーが多い=絵の才能がある」は間違いである事を覚えていてください。
フォロワーが増えないから絵の才能がないなんて間違った考え方で落ち込む必要なんて全くないんですよね。時間と精神力の無駄使いなので。
っと言う事で今回は「絵の才能がないなら諦めましょう」
という話をテーマにお伝えしてきました。
大切なのは自分を信じて分析して描いてみて
フォロワーの数を気にせず継続して描き続ける事です。
正しい努力をして天才になりましょう!!