
🔻ここでは9つのワークを出しますので、それが完了してから、次の「③動画素材を作る」の授業に進んでください。
動画を作る前にやるべき準備工程
ショート動画は、ただ投稿すれば伸びるものではありません。
特に絵描きさんは、作品が魅力的だからこそ、
- 何を見せるか
- 誰に見せるか
- どこに誘導するか
ここが曖昧なまま始めてしまいがちです。
その結果、
「再生は少し回ったけど売れない」
「いいねはつくけどお客さんが来ない」
「作品は褒められるけど購入につながらない」
こうなります。
ここでは
をします。
まず動画を作る前に…
- 売るものを1つ決める
- 誰に届けるかを決める
- その人が買う理由を言語化する
- アカウントの役割を決める
- ショート動画の役割を決める
- 何を発信するアカウントなのか?を決める
- 発信内容の柱を3つ決める
- 売れる導線を整える
この8つが決まると、動画の内容がブレなくなり、投稿のたびに集客力が積み上がっていきます。
🔻ここから9つのワークをしてください🔻
1. まず最初に「何を売るのか」1つ決める
最初にやるべきことは、売るものを1つに絞ること です。
ここが曖昧なまま発信を始めると、お客さんが迷います。
たとえば、
- 原画も売りたい
- オーダーも受けたい
- 絵画教室もやりたい
- グッズも売りたい
- NFTも気になる
みたいに、全部を同時にやろうとすると、見に来た人は「この人は何をしてる人なんだろう?」となります。
そうなると、フォローもされにくいし、購入にもつながりにくいです。
最初はシンプルで大丈夫です。
たとえば、
- 原画を売る
- ペットのオーダー作品を売る
- 小さい抽象画を販売する
- 似顔絵オーダーを受ける
こんなふうに、まずはひとつだけにしてください。
売るものが1つに決まると、その前に出すショート動画の内容も自然と決まってきます。
たとえば「ペットのオーダー作品を売る」と決めたなら、発信内容は
- どんな流れで制作するのか
- どんな人に喜ばれているのか
- サイズ感
- 毛並みや質感
- オーダー時に必要な情報
- 実際に届いた時の雰囲気
みたいに、かなり絞りやすくなります。
つまり、
ということです。
テーマがズレにくくなるので、アカウント全体の一貫性も出ます。
1つに絞る事ができたら次のワークに進んでください。
① 🔥ワーク(宿題)
- 一番売りたい商品は何か?
- 価格帯はいくらか?
- どんな人に売りたいか?
例
- 売りたいもの:ペットの原画
- 価格帯:3万円〜8万円
- ターゲット:ペットロスで悲しでいる30〜40代女性
- 販売場所:ECサイト
2. 次に「誰に届けるのか」を1人に絞る
絵描きさんが伸びにくい大きな原因の1つが、誰に向けて話しているのかが広すぎることです。
「絵が好きな人」
「アートに興味がある人」
これでは広すぎます。
ショート動画は短いので、広く話すほど誰にも刺さらなくなります。
だからこそ必要なのが、N1思考です。
N1思考とは「たった1人に向けて作る」ことです。
② 🔥ワーク(宿題)
↓
- その人は何歳くらいか
- どんな暮らしをしているか
- どんな悩みがあるか
- なぜその絵に惹かれるのか
- 何を見たら買いたくなるのか
例
- 35歳女性
- ナチュラルな暮らしが好き
- 部屋に温かみが欲しい
- 既製品ではなく、誰かの想いが入った作品を飾りたい
- 作家の人柄や制作風景を見ると欲しくなる
3. その人が「買う理由」を言語化する
ここをやらずに投稿している人が本当に多いですね。
人は、絵そのものだけで買うわけじゃありません。
買う理由は、感情の中にあります。
たとえば、
- 癒されるから
- 部屋の空気が変わるから
- 作家の想いに共感したから
- 自分らしさを表現できるから
- 贈り物として特別感があるから
- 可愛い愛犬の姿を残したいから
- こんな絵を描けるようになりたい!(絵画教室の場合)
などなど…
つまり、売っているのは絵そのものではなく、
です。
③ 🔥ワーク(宿題)
- お客さんは作品を買うことで何を得るのか
- どんな感情になるのか
- 生活がどう変わるのか
悪い例
「青い鳥の絵を描いています」
「絵の描き方教えます」
良い例
「毎日忙しい人の部屋に、ほっと息をつける静かな時間を届ける絵です」
「6ヶ月でこのレベルの作品を確実に描けるようにしてみせます」
後者のほうが、買う理由が生まれます。(まだこれだけだと弱いけど)
※ ちなみに僕はこの「買う理由」に絵画教室ZIiNARTプレゼントっという付加価値をつけて、"買う理由を意図的に増やして"います。こうした戦略を追加するのも効果絶大です。
4. アカウントの役割を決める
次にやるべきことは、
このアカウントは何のために存在するのかを明確にすることです。
ここが曖昧だと、
- 作品投稿
- 日常投稿
- 技法紹介
- 自己紹介
- 思想
- 雑談
これらがバラバラに混ざって、結局「何の人かわからないアカウント」になります。
そうならないためにもアカウントの役割を書き出していきましょう。
④ 🔥ワーク(宿題)
最初のワークであなたの商品を決めていただきました。
例えば商品は
- 原画を売りたい
- オーダー作品
- ポスターやグッズ
- 絵画教室を販売したい
などがあります。
人によって販売するメイン商品が違うので、あなたの商品とあうアカウントの役割を書き出していきましょう。
例えば、
これがアカウントの役割です。
ここが軸になります。
作品や商品が売れるためのアカウントにしてください。
ここを決めることで発信の軸がブレにくくなり、スムーズに商品購入の流れを作ることができます。
5. ショート動画の役割を知る
ショート動画は売る場所ではありません。
興味を持ってもらう入口です。
ここを勘違いすると、動画の中で全部売ろうとしてしまいます。
でもショート動画の役割はもっとシンプルです。
ショート動画の役割
- スクロールを止める
- 興味を持たせる
- 作家や作品を覚えてもらう
- プロフィールに飛ばす
- ECサイトを見てもらう
つまり、ショート動画は“入口”と“きっかけ作り”です。
6. 何を発信するアカウントなのか?を決める
準備段階で必ず決めたいのが、
という中身です。
動画の発信の軸となる発信テーマですね。
ここを決めておけば発信内容にもブレが生じないので、「何の人かわからないアカウント」という状態になりにくくなります。
例えば僕の場合で言うと、
【絵を仕事にするための情報を発信するアカウント】
です。
ちなみに僕の場合はこのままプロフィールに記入してますが、皆さんは無理に入れなくてもいいですし、入れた方がいいなら入れればいいと思います。(自分で判断できない場合は相談ください。)

この「何を発信するアカウントなのか?」が明確になれば動画ネタ(内容)を、ここから派生させて考えることができるようになります。(動画ネタの出し方の授業は後程)
⑤ 🔥ワーク(宿題)
ここも人によって違うと思いますが、一応いくつか例を出しておくと、
【絵の書き方を教える情報発信するアカウント】
【ビックリマン風の絵を描くアカウント】
【フラワーアートのお店を発信するアカウント】
【民間伝承を元にした妖精の絵を発信するアカウント】
【ひと手間で本格的な書き方を発信するアカウント】
などなど…
自分のアカウントが何を発信するのかを明確にしましょう!
7. 発信内容の柱を3つ決める
先ほど何を発信するアカウントなのか?を決めましたね。
そこから連想される発信内容の柱を3つ決めましょう。
例えば僕の場合
【絵を仕事にするための情報を発信するアカウント】
柱① 画家になるまでの人生を見せる内容(セルフプロモーション)
柱② 素人絵描きさんの悩みを解決する内容
柱③ 絵の売り方の内容
この3つが主力の発信内容になります。
ここをあなたに決めていただきます。
初心者の人はネタを増やしすぎると失敗するかもしれないので、
まずは僕のオススメの3つの柱にすれば十分かなと。↓
① 過去の自分が悩んでいたこと
これは一番強いです。
たとえば
- 自信がない
- SNSが苦手
- 絵が売れない
- 家族に理解されない
- 値段がつけられない
- 上手いのに売れない
- 値段をつけるのが怖い
- 何を描けばいいかわからない
- 抽象画は売れないと思っている
- どんな絵を描けばいいのかわからない
こういう悩みに対して、
「なぜそうなるのか」
「何を変えればいいのか」
を短く伝えます。
これは再生が取りやすいだけじゃなく、
“この人は分かってくれる人だ”という信頼が生まれますからね。
② お客さんが不安に思うこと
お客さんの不安に思うことを解消してあげるだけでも、
興味のある人が増えて購入に繋がる可能性がかなり高くなります。
たとえば
- この絵はどんな部屋に合う?
- サイズ感は?
- 本物はどんな質感?
- オーダーは何を伝えればいい?
- 価格の違いは何で決まる?
などなど、考えればキリがないほどでてきますし、
アイデア出しはAIに任せればどんどん出してくれます。
③ あなたしか話せない (必須)
価値観、ストーリー動画ですね。
もっと言えばこれがセルフプロモーションになります。
この投稿がファン化するのに役立つんですよね。
たとえば
- 過去に否定された話
- 値上げが怖かった話
- 全然売れなかった時期
- なぜ絵を描いているのか
- 初めて絵が売れた時の話
- 否定されたけど続けた話
- アンチに言われた暴言の話
- 作品から生まれた感情の話
- 今の作風にたどり着いた理由
- 描き方を変えて反応が変わった話
- 売れなかった時期に考えていたこと
絵は感情で買われます。
だから、人柄や背景を伝えることは売上に直結します。
⑥ 🔥ワーク(宿題)
⑤ワークで「何を発信するアカウントなのか?」を決めたと思いますが、ここに関連する内容であれば3つの柱以外にも発信内容を増やしてもいいのです。
とりあえず最低でも、まずは3つの発信内容の柱を決めておきます。
売れる動画は、“作品の魅力”だけじゃなく、“過程”と“人柄”まで見せています。
8. 売れる導線を整える
ここを整えずに動画を出しても、かなりもったいないです。
せっかく動画を見て興味を持っても、その先がわかりにくいと人は離れます。
整える場所
- プロフィール文
- アイコン
- 名前欄
- リンク
- ECサイトの見やすさ
- 商品ページの写真
- 購入までの流れ(お客さんの導線)
ここで確認すること
- 一瞬で何のアカウントかわかるか
- どんな絵や商品を売っているかわかるか
- リンク先に飛んだあと迷わないか(lit.linkはNG。迷うので。)
- 商品ページに魅力が伝わる写真があるか
- 値段、サイズ、飾るイメージがわかるか
プロフィールとECサイトはお客さんを呼び込む入口です。
入口だけ綺麗でも、お店の中がわかりにくければ売れません。
なのでプロフィールとECサイトは綺麗に整えてお客さんが通る導線を確保しておきましょう。
⑦ 🔥ワーク(宿題)
インスタで売れない人の共通点がありますが、それは
「プロフィールが整っていないまま投稿を頑張っていること」
です。
これは断言できますが、プロフィールが弱い状態でどれだけ良い投稿をしても、売上や問い合わせにはほぼ直結しません。
簡単に説明します。
⚠️プロフィールは「3秒」しか見られていない
インスタのプロフィールは、平均して3秒前後しか見られていません。
その3秒で、次の3つが伝わらないと即離脱されます。
- 何をしている人なのか
- どんな情報を発信しているのか
- 自分に関係があるか
つまり、プロフィールは
お洒落さよりも「分かりやすさ」
が最重要です。
⚠️抽象的なことは書かない
プロフィールには「抽象的な言葉」は描かないようにしましょう。
例えば、
- ゆるふわアート
- 感性で生きる画家
- 心を癒す世界観
一見おしゃれですが、実は最悪です。
なぜなら、見る人の頭に「?」が浮かぶからです。
プロフィールで考えさせた時点で、ほぼ確実にページは閉じられます。
最初は次のようなシンプルな表現で十分です。
- 油絵を描いている画家
- 水彩画の描き方を発信
- アクリル画専門の画家
とにかく「具体的に」「一瞬で」伝えることが大切です。
プロフィールの基本構成(絶対に守る型)
プロフィールは、次の順番で作ってください。
- 1行目:何を提供している人なのか(何者か)
- 2行目:数字で分かる実績(あれば)
- 3行目:別の実績 or より具体的な説明
- 4行目:商品・サービス・販売ページへの誘導

- 1行目には「何を提供している人なのか?」「何者なのか?」が一瞬でわかるように1行目に発信内容、もしくは「何ものなのか?」を明確にシンプルに書いてください。
- 2行目には数字でわかるような実績を書いてください。(書けなければここは最初は書かなくてOK!)
- 3行目も②と同様で数字を入れた違う実績を書いてください。(ここも後で書いてOK!何者なのか?何を提供しているのか?のさらに具体的な情報を書いても良いでしょう。)
- 4行目は文章が途中までしか表示されないので、ここにお客さまを誘導するリンクの紹介をしてください。(続きを見るというボタンが出てきますが、ほぼクリックされません。)
ここは素人でこれから始める人は作りにくいかもしれないですが、それでも色々と数字を入れる方法はあります。
<例1>
【100日後に神絵師になる】
◆水彩画の練習を60日継続中
◆毎日18時に発信中!!
制作プロセスはこちら🔻
<例2>
【水彩画の描き方を発信】
◆水彩画の練習時間100時間突破
◆花・空・風景を中心に制作
作品の販売ページ🔻
こんな感じにで、できるだけシンプルで大丈夫です。
プロフィールをメモ帳などに書いていきましょう!
プロフィールの文章が完成したら一度僕にみせてください(チェックします)
⑧ 🔥ワーク(宿題)
理想は、プロに撮影してもらった写真です。
難しければ、スマホのポートレートモードでも問題ありません。
また、作品ジャンルを1つに絞っている画家さんであれば、作品写真をプロフィールに使うのもOKです。
作品の写真もできればプロの人にお願いした方が良いですが、スマホ撮影でも十分ではあります。
僕のECサイトの写真を参考にしてみてください。(iPhoneで撮影)
⑨ 🔥ワーク(宿題)
僕はShopifyというカナダの会社のECサイトを利用しています。(有料です)
【Shopify(有料)】
日本だとBACEを利用するのが一番楽かなと思います。(無料でも使える)
【BACE】
登録するだけでECサイトが出来上がるのでめちゃくちゃ簡単です。
登録ができたら、販売する商品(写真、画像)をECサイトに登録していきましょう。
ここまで用意できればプロフィールにこのECサイトのリンクを設置してください。
これでお客さんの導線は完了です。(あとは発信で集客してプロフィールに飛んでもらえるような発信をする)
9つのワークまとめ
🔻9つのワークが終われば次の「③動画素材を作る」の授業に進んでください。
- 売りたい商品、価格、ターゲット層、販売場所をノートに書いてください。
- 「誰に届けるのか?」をノートに書き出してください。
- 絵や商品を得ることで得られる未来をノートに書き出してください。
- あなたのアカウントの役割を書き出してください。
- あなたのアカウントは何を発信するアカウントなのか?を書き出してください。
- あなたの発信内容の柱を3つ書き出してください。
- プロフィールを書いていきましょう!
- プロフィール写真と販売作品の写真の撮影をしてください。
- ECサイトを立ち上げて、撮影した作品を登録して、SNSのプロフィールにECサイトのリンクを設置しましょう。
9つのワークが完了次第【③動画素材を作る】に進んでください🔻
最後に
ショート動画で結果が出ない人の多くは、
動画の作り方でつまずいているように見えて、
本当はその前の準備でつまずいています。
何を売るのか。
誰に届けるのか。
なぜその人が買いたくなるのか。
ここが曖昧なまま動画を作っても、再生数も売上も安定しません。
逆にここが決まれば、ショート動画は強い武器になります。
※ 9つのワークが終わった人だけ、「③動画素材を作る」の授業に進んでください。
