これからセルフプロモーションをするにあたって、絶対的に必須な設定をして頂きます。
絶対的に必須な設定とは
っという事。
簡単に説明すると、
これから集まってくるお客さんからどう見られるのか?
どんなキャラクターなのか?
ここを設定しましょうという事です。
このキャクター設定をしないままではセルフプロモーションは絶対にできません。
芸能界ならともかく、日本で画家をプロデュースできる人はほとんどいないので(海外にはいるけど)自分自身で設定していく必要があります。
よく芸能人で言う「あれはキャラだろ!」と言うような人を目にしますがそれがプロデュースと言うものです。
芸能界もキャラ作りで失敗しては生き残れないので芸能界デビューする時は事務所でキャラ設定を入念に打ち合わせしてどのよなキャラで売り出していくのか考えていくようです。
あと最初にキャラ設定をする事でブレが生じにくいと言うメリットがあります。
例えば、
僕の好きな漫画のワンピースでは一人一人のキャラクター設定が完璧にされてます。
急にキャラの話し方や態度や行動が変われば読者さんはその異変に気付き、違和感を生じてしまいます。
ルフィーが「海賊王にやっぱりならない!」っと言えば読者さんはガッカリするでしょう。
まぁこれは極端な話ですが。笑
とにかくキャラ設定はどの業界でも絶対にしなければならない設定という事ですね。
このキャラ設定をしてどこで効果を発揮させるのか?っというと、もちろん価値観教育の段階です。
こちらの図はもうすでに覚えましたね。
ここの価値観教育のところで自分のキャラを相手の心に浸透させる事で、他の人には真似できない価値がそこに生まれてきます。
ここでの価値というのは
あなたと繋がりたい
あなただからこそ会いたい
あなただからこそ話がしたい
あなただからこそあなたの作品が欲しい
っという"想い"です。
「ちょっと難しそう」
こんなことを思う人もいるかと思いますが、実はこれそこまで難しくないのです。
なぜならメルマガに登録してくれている時点ですでにあなたに興味のある人なので。
その興味のある人の時点で、あなたのキャラクターを頭の中にインパクトとして植え付けることができれば、コアなファンに変化してもらう事も可能となります。
もちろん中には「この人嫌だ」「接しにくい」なんて思う人もいるでしょう。(僕も画家ZINとして発信している時はたまにそういった人も出てきてました。)
ただ、世の中の全員に好かれようなんて無理な話なので、そうした人は相手にする必要はありませんからね。
っと言う事でまずはどんなキャラクター設定で世の中に認知してもらうかを設定してもらいます。
このキャラの設定は発信する人によって異なります。
あなたの全てをさらけ出したような親近感のあるキャラクター。
あるいはクールなカッコいいイメージを与えるようなキャラクター。
などなど。
できればコンセプトに合うキャラクターを設定していきましょう。
(コンセプトの講座を受けてない人は先にそちらを受講してコンセプトを固めてください)
っと言っても何から始めていいのかもまだわからないと思いますので、例として画家ZINのキャクターで説明していきます。
画家ZINの場合カリスマ性があり、なおかつ「この人は海外の事なら何でも知っている」っと読者さんが思うようなキャラ設定にしています。
今の学べるアートマガジンやYouTube等はジンジンの方のキャラで世の中に発信していますが、こちら↓のブログの文章を読んで頂ければなんとなくジンジンとZINのキャラの違いがわかると思います。
<画家ZINのブログ↓>
日本で画家になるには5つの情報を知っておく必要がある。
話す内容や断言しきってしまう言葉使いのイメージから、お固いキャラに設定して説得力がある印象を押し出しています。
このキャラクターをどうやって生み出しかと言うとまずは自分の過去の情報をまとめて(掘り出し作業のワーク)その過程で得たもので何を伝える事が出来るのかをノートに書き出しました。
例えば僕の場合で言うと
- うつ病になり沖縄に逃亡した。
- 必死に働いて学費の半分を貯めた。
- 小学生の頃から違う世界へ飛ぶ夢を見た。
- 就職してもうまくいかない社会不適合者。
- 画家になれないなら死のうと思っていた。
- 弟がバイクで違う世界に旅立ってしまった。
- 専門学校に通った当初は絵が下手だった。
- 画家の仕事がなく、お先真っ暗になった。
- 絵でお金を稼ぐ方法を探すため旅にでた。
- 世界中を画家の仕事をしながら旅していた。
- 画家を目指すまでは本当に適当に生きてきた。
- 1日50円の超貧乏生活をしながら専門学校に通った。
- 自分で経験して世界の役立つ情報を皆に伝えようと思っている。
などなど・・・
これらは僕の人生の一部の話しです。
これらのエピソードのどの話のどこを切り取ってメルマガの読者さんに伝えるのかで相手に与える印象が違ってきます。
わかりやすく説明すると、
例えばあなたが友人と飲みにいく時にその友人から
「うつ病の友達呼んでいい?」
と言われたらどう感じるでしょう?
僕なら「え・・・どしよう・・・」
っとマイナス的なイメージで捉えてしまうと思います。
それよりも
「画家の仕事しながら世界中旅してる友達が日本に帰ってきたから呼んでもいい?」っと言われたらどうですか?
「何それ!?おもしろそう!」
っとワクワクさせるような良いイメージが湧くのは理解できますね。
このポジティブなイメージの後に、過去にうつ病になったんだ〜っと話してもそれほどネガティブなイメージを持たれる事はありません。
むしろネガティブからポジティブになったんだ、頑張った人なんだ、と好印象を抱かれるでしょう。
これと同じようにSPブログの記事の読まれる順番によって自分の印象をコントロールする事で相手に与える印象も変える事が可能です。
これがセルフプロモーションの一部です。
そして自身をプロモーションする上ではこうしたことをして頂くためのキャラ設定が必要なわけですね。
ワーク(宿題)3つ出します。
これからセルフプロモーションをとりいれる方にワークを3つ出します。
アーティストとして生き残るには自分自身をプロデュースする必要があるのでこのワークはかなり重要ポイントになりますのでしっかり時間をかけて考えてみてください。
1つ目のワーク
前回出したワークで人生の掘り下げ作業をして頂きましたが、そこで出てきた話の中で人に伝える事が出来るものを下のリストに沿ってまたさらに絞り込んでいきましょう。
- 挫折した事。
- あなたが、成し遂げた事。
- あなたが人に自慢できる事。
- 今の自分から見た過去の自分の印象。
- これまでの人生で起きた衝撃的な事。
- これまでの経験で辛かった事(話せる事)
-
友人からはどんな人だと思われていたのか?
- 初対面ではどんな印象を持たれているのか?
- あなたがブレずに続けている事。(絵以外の事も)
これらをできるだけ多くノートに書き出してみてください。
もしも、あまり思い出せないというのであれば家族や友人に訪ねてみてもいいかもしれません。
僕も両親に色々きくと1歳〜3歳くらいまでのかなりおもしろいエピソードが沢山でてきました。笑
まずはこの書き出しと思い出し作業をこなして、ある程度メモが取れたらその結果を踏まえてキャラ設定を考えてみましょう。
ここは多くのほとに魅力を見せる大事な行程なのでじっくり時間をかけてあなたのキャラを完成させてください。
なぜかこの作業をあまく見る人ほどこのワークに力を入れません。
「そんな事知ってる」
「キャラはこれでいくんだ!」
っと最初から頑固にならずに、もう一度確認の意味も込めて今回のワークに時間を割いてください。
知っていれば結果は出ているはずです。
出ていないからこの講座を受講しているわけなので。
結果がでていないという事は必ず間違えている箇所があるという事なので、自分で決めつけずに一度0から設定を組み立てていってください。
邪魔になるだけのくだらないプライドは捨てましょう。
ブログ上のキャラクターはあなたがつくりだしたもう一人のあなたと考えた方が分かりやすいかもしれませんね。
2つ目のワーク。
キャラがある程度定まってきたら
・キャラの性格
・どのような考えを持っているのか?
などをメモ帳などに書いていくようにしましょう。
あとは、日頃の生活で起きた出来事を
「このキャラならこう考えるな」だとか「このキャラならこうした説明の仕方をするな」と言うように意識しながら生活してみてください。
こうする事により、記事を書き始める時にスムーズにキャラになりきる事ができます。
普段から「これは役にたつ情報かな?発信できるかな?」っと意識するのとしないのとでは雲泥の差が後で生まれてきますからね。
3つ目のワーク
そしてキャラ設定が固まってから
「あなたが語る話を聞く読者像の設定」です。
コンセプトをしっかり考えてた人だともう終わっていると思うのですが、念のためもう一度よく考えてさらに絞っていきましょう。
想像して見て欲しいのですが、学校の授業で先生が生徒30人に向かって授業を進めていくと、その中には話を聞かずに寝ていたり、漫画を読んでいたり隣の席の人とペチャクチャ話したりする人もいます。
しかし、この中の授業を受けたいと思ってくれる生徒さんだけにマンツーマンで授業をすると、生徒さんの理解力も増幅しますし、何より先生も教えがいがあるので、授業をするモチベーションも上がります。
結果、お互いに良い関係を築き上げているわけですね。
自分の情報を発信する上でも同じ事が言えます。
まずは「このような人に伝えたい!」
っというような1人の読者さん像を探してみましょう。
相手を1人にして記事を書いていくのと、世の中全体に発信するように記事を書くのとでは、伝わり方が大きく変わってきます。
文章とは不思議なもので書く側の気持ちが文章の構成や読み易さとなって現れてくるものなのです。
やってみればわかりますが、世の中全体に向けた記事と1人の人に向けた記事とでは説明力や説得力や文章の構成力に圧倒的な違いが出てきます。
もちろん基本的に世の中に自分という人間を発信する事が目的です。
しかし、1人の人に伝えるという考え方が結果的に多くの人に伝わる文章を書けるようになります。
僕の友人で絵を描いている◯◯さん(読者像)は、アクリル絵具で背景の描き方に困っていたとしましょう。
その人に向けた記事を書く事で友人の◯◯さんだけではなく他のアクリル絵具で背景の描き方に困っている人にもその伝える気持ちと情報が文章に現れてその人の役にも立つのです。
1人に発信する記事と言ってもその人を名指しで記事にして書くという訳ではなくその人のに伝える意識を持つことでその同じ属性の人の心にも響く記事を書くためです。
ターゲット想がブレブレになるとキャラが崩壊する可能性がでてきてしまうのでそれを防止するためにこの設定は必要になってきます。
もしも身近にそんな人がいない場合は芸能人でもやYahoo!知恵袋などで相談している人をイメージしても構いません。
写真を見ながらその人に伝えるように記事を書いていくという方法もかなり効果的です。
とにかく伝える相手がブレないように設定する事が大切なので。
ワークまとめ
ワーク1【伝えるエピソードをピックアップ】
前回出したワークで人生の掘り下げ作業から出てきたエピソードの中から人に伝える事が出来るものをリストに沿って絞り込んでいく。
ワーク2【キャラの性格】
自分の決めたキャラならどのような行動をとるか、どのような考えを持っているのか?を考える。
ワーク3【読者像の設定】
後にブレが来ないために、思いを伝えたい読者像を決める。
っという事になります。
この工程は最重要課題なのでかなり時間をかけてもいいですね。
(※追記)相談質問
まずは前回のワークである自分の一面を色々と書き出してみて、その中から面白い、またはインパクトのある他の人にはない一面をピックアップしてみてください^^
自分で考えると気づけない事も以外に多いので友達や家族に聞いてみる方がいいですね。
そして、ここも大切なのですが、キャラ作りに置いて大切な要素が3つあります。
- 理想のゴール(目指すもの)は何か?
- そこを目指した明確な理由を持っているか?
- やりたい事、やりたくない事、好きな事、嫌いな事がハッキリしてるか?
ここをハッキリさせるだけでもキャラ設定が固まってきたりします。
ZiNの場合でいうと、
このような感じです。
洗い出せば色々と出てくるものですがとりあえず最初は面白いものやインパクトのあるものをピックアップしてそこを押し出しながら記事を書いていってさらにキャラの性格を浮き彫りにしていくといった感じですね!
「キャラ的には全然面白くない人間」
っと思うのはただ単純にまだ考え抜いてないだけなんですよね。
深掘りする前に自分には何もないと深層心理で決めつけてしまっている可能性があります。
っというかその自分を変えるために理想のキャラつくりをしてそこに自分が近づいていくっといった考え方でもいいわけです^^
(ただし、行動してないのに行動したような嘘のキャラはすぐにバレるので嘘はつかないようにしましょう)
キャラ作りをする際にどうしても自分自身をだしたくない場合は対策の一つとしてキャラを人形にしたり、あなたが絵で描いたキャラクターに設定しても良いですね。
ただ、この方法に欠点があってやはり人が物を買う時は目に見える人の事を信頼して商品を買う事が多いです。
なのでブログキャラをアニメキャラクターにする場合は文章術で勝負する必要があります。
僕のおすすめはやはりあなた自身が演じるキャラですね。
もしもどうすればいいのかわからないと言うのであれば相談に乗りますのでこのメールに返信する形で連絡を頂ければと思います。とにかく今はどのようなキャラでいくのかを定めていきましょう。