まずは広告からLP(ランディングページ)へ。
そしてLP(ランディングページ)からメルマガ登録へ。
どちらかがダメなら、集客は失敗です。集客が失敗なら、仕組みも崩壊します。
そして、どういうわけか多くの人が手を抜くのがメルマガへの誘導。
論理的に考えて見れば分かることですが、メルマガに登録してもらえなければ、ここまで学んで来たこともすべて無駄になってしまいます。
興味があるものでなければ意味がありません。
「メルマガも発行してます」
なんて誘導で登録しますか?
なんの構成も作られていないただのLPページに登録フォームを置いても訪問者はページを閉じて終わりです。
だからこそ、ここは徹底的に考えて作ってください。
しっかり誘導しなければダメなのです。
「無料のメルマガなんだから、気楽に登録してくれるだろう」
なんて思っていると、あまりの登録のなさに愕然とすることになります。
よほどのことがない限り、わざわざメルマガ登録なんてしないという心構えでいてください。
メルマガ登録率を上げる7つの項目
仮に登録率が1%だったとして登録フォームやLPを改善して3%になれば単純にメルマガ登録数も3倍になるということ。
そして、実際にこのLPや登録への誘導の改善で数%変化が起きるのがLPの面白い構造でもあります。
なのでここは必ずいくつかパターンをテストしてみる必要性があります。
っという事で、今回はメルマガ登録に誘導するためにも入れておきたい7つの項目をお伝えします。
これはLP(ランディングページ)にも使えますし、ブログに設置する時にも有効なので是非覚えておいてください。
1 ファーストビューは絶対必須
これは何度も話してますが、本当に一番大事な事なので念のためもう一度言わせてください。
ファーストビューのないLPなんてほぼ存在しません。
なぜならこのファーストビューによって登録率が大きく変わるからであり、ファーストビューがないランディングページは、ほぼ登録されません。
極端な話、
という事です。
ちなみにファーストビューとはページを開いて一番最初に目にする画像のことです。
メルマガに登録されるかどうかの90%は、このファーストビューにかかっていると思っていただいて結構です。
それぐらい大事なポイントなのであえて何度も言わせてもらいます。
ファーストビューのないLPはLPではありません。
ファーストビューの作り方やランディングページの構成については、こちらを参考にしてください。
2 登録項目はなるべく少なくしよう
メルマガに登録する際に、客さん視点で考えると、手間が少ない方が登録しやすいというデータが明らかになっています。
例えば
今すぐ登録して今すぐメールマガジンを受け取ってください。
【登録項目】
<住所>
<名前>
<メールアドレス>
<登録した理由>
っというように項目が多くあればあるほどお客さんが登録する意欲というものが失われていきます。
ここはメルマガのシステム上で自由に変更する事ができるので、できれば登録項目はメールアドレス一つだけにしておきましょう。
3 "メールマガジン"っという名前を使わなくても良い
〇〇メールマガジンっというメルマガを作る必要は全くありません。
むしろメルマガという名前はすでにメジャーになりすぎてオワコン化してきています。
なので、例えば
- ◯◯スクール
- ◯◯塾
- ◯◯チーム
- ◯◯ファンクラブ
などなど、様々な名称を付けることもできます。
ちなみに、僕は新しく「ジンジンの学べるアートマガジン」にしました。
以前はZINARTメールマガジンだったのですが、メールマガジンという名前を排除したかったのと、一目でわかるような名前にするために「ジンジンの学べるアートマガジン」っと命名しました。
ポイントは「学べる」「アート」です。
アートのことについて学べるんだなと一目でわかります。
4 特典、プレゼントをつける
特典、プレゼントは多くの人がやっている手法です。
正直一番登録率が上がりますし、ビジネスの根本としてフロントエンド、バックエンドという販売する順番があるのですが、この特典、プレゼントはその手法にあたります。
この特典やプレゼントの種類については考えればキリがないほど出てきます。
基本的な特典、プレゼントの形としては
- ためになるPDFファイル
- 勉強になる音声データ
- 知識の役にたつ動画
このあたりが一般的によく使われていますね。
他にも、物(図書券やipod)を抽選でプレゼント、している人も見ました。
誰もやっていないようなものの方が、インパクトがあります。
多くの人がやっているから自分もやるのではなくて、誰もやっていないからやる方が反応は高くなります。
素晴らしい絵の描き方の動画でもいいし、占いの系、スピリチュアル系を売りにしていく人なら無料診断を付けるなど、色々と方法はあります。
僕の場合はこれまで色々とプレゼントを変更してきました。
-
- スマホ専用の待ち受け画面
- 登録者しか読めない日本画家旅人というページ
- 基本的な集客の方法や販売までの流れをまとめた特別ページ
などなど、
ちなみにこのプレゼントが一番反応が良かったです。
「基本的な集客の方法や販売までの流れをまとめた特別ページ」
が一番反応が良かったですね。↓
========プレゼント=========
【集客(ファン獲得)から
収益(絵が売れる)までの流れ(販売戦略)】
※メルマガ読者限定のプレゼントです。
どこかにURLを貼り付けたりしないでくださいね^^
======================
一時期は複製画も抽選でプレゼントしていた事もありましたが、複製画とは言え、愛着がある絵を送る事に疑問を感じ、無性に悲しくなったので辞めてしまいました。
こうしたプレゼントで最初は読者さんに喜んでもらいながらメルマガに登録してもらうわけです。
ただし、こうした方法で登録してもらっても精読率は低く、登録者は増えても読まれていない、商品も売れないということになりやすい傾向にあります。
そのため、あくまでメルマガの内容も訴求しつつ、興味を強化するためにプレゼントを渡すという方がいいです。
なお、プレゼントを渡す時には無料音声や無料レポートのように、いかにも価値のなさそうな名前は付けないでください。
価値を感じさせる方法としてよく用いられるのが、「本来は◯◯円相当の」という言い方です。
あまりやりすぎると気持ち悪くなるので、そのへんはバランス感覚を持って使う必要があります。あとはプレゼントができるまでの逸話を語るとか、いかに価値があるかを語っておくと印象が違います。
渡すのであれば、プレゼントの価値を訴求しておきましょう。
本来有料の情報を無料で提供しているという前提で提供することです。
よく金額に線が引いて消してあって、無料あるいは0円と書かれているものがありますね。
上手に取り入れると、有料のものをタダで受け取れる気分になってとりあえず登録しておこうという気にさせることができます。
5 配信する内容を明確にしよう
LP(ランディングページ)には
っということを細かく記載しておくようにしましょう。
特典やプレゼントももらえて、しかも自分が欲しいと思う情報を提供してくれるのが一番です。
配信する内容を明確にしておくことで登録後の内容のギャップを感じる事がなくなるので、集客からメルマガ配信までの一貫性を生み事ができます。
ただ、この意味を勘違いしてはいけません。
配信する内容を明確にするという事は例えば
っと大きな範囲で伝えるのではなくて、さらにここを明確にして
っというように配信する内容を細かく明確にするという事です。
ここを結構間違える人が多いので、「明確にする」っという言葉の意味をよく考えてみましょう。
6 理想や目指す世界を語る
もっともスタンダードで王道な方法ですが、理念や目指す世界を語るものです。
- 何のためにこのメルマガがあるのか?
- どこに導いてくれるのか?
- 読めばどのようになれるか?
いわゆるベネフィットを明確にするという事ですね。
メルマガを読むことで得られる未来を垣間見せましょう。
あなたのメルマガを読むことで、相手はどんな変化を得ることができるのでしょうか?
それを考えてみてください。より感情に訴えられる方ができれば登録率は上がります。
僕はこのベネフィットを何度もテストしてきたのですが、やはり
ここを明確にする事が一番登録率が高かったですね。
あと他に言えば、
っという内容は比較、登録率は高くなったと思います。
7 謎を残してメルマ登録率を上げる
こちらは謎を残しておいて、メルマガに誘導する方法です。
ブログ内で疑問を提示し、答えをメルマガの中で明かすという方法ですね。
これはどんなジャンルでも使えますし、実際に使われています。例えば
あなたは子育てについてこんな間違いをしていませんか?
・夜泣きをした時にすぐに抱きかかえる
・子供がいうことを聞いたらほめる
・時間に関わらず眠っている時は静かにしておく
・夜中にぐずったらテレビの砂嵐の画面を見せる
こうした行為は子供の発育に問題であることが確認されています。その理由はメルマガの中でお伝えしています。
常識ではOKとされている子育てのタブーを知りたいのなら、今すぐに登録しておいてください。
っとこのような感じですね。
この型をあなたのメルマガのコンセプトに合わせて変更すれば良いのです。
分からないことがあれば答えを知って欠落を補完したいのが人の心理なので、その気持ちをメルマガ登録につなげるという方法ですね。
クイズ番組でCMの間もチャンネルを変えづらくするのに近い手法ですね。