このステップメールの描き方を知っているのと知らないのとで大きく差が開いていくでしょう。
もうステップメールについては理解していますよね?
こんな流れのステップメールを組むことも可能。
書く前に知っておくべき知識
ステップメールを書いて行く前にまずは知っておくべき知識からお伝えしていきます。
(1~2週間かけて読んでいただいて構いません。必ず目を通しておいてください。)
1通目〜3通目で全て決まる!!
ステップメールは1通目〜3通目のメールで勝負の明暗が分かれます。
逆に言えばここを正しく書ければ読者さんの心を掴み、信用信頼を獲得する事ができます。
共感を得る。
感情を揺さぶる。
憧れを抱いてもらえる。
この3つができれば成功したも同然です。
なのでこの1通目〜3通目は時間をかけて全力で考えて書いてみてください。
ステップメールは一気に書く方が良い
ステップメールというのはちょくちょく分けて書くのではなく一気に書く方が良いです。
なぜなら最初の何通かを書いている時にその時のテンションが若干ブレてしまいます。
テンションのブレは文字や内容の濃密さにブレが生じてしまいます。
なのでここは一気に書いてしまった方が一貫性だとか勢いがある状態で書く事ができるわけですね。
季節感は出さないように。
読者とのズレをださないステップメールなのですが、まずこちらは季節感を出すのはマズいです。
当たり前の事なのですが、ステップメールというのは春夏秋冬どの時期でもスタートされます。
なので
なんて書いてしうと冬にメルマガ登録をした読者からすれば矛盾するわけですね。
あまり季節感はださないようにしましょう。
ただし、「過去にこんな事があった・・・」っというような過去のいつかが断定できないように書く事はできます。
もしくはどこか1つのステップメールにだけ季節感を出すような文章を入れて、1ヶ月ごとにその文章を変更する手もあります。
こうすると手間はかかりますが、読者さんにリアルタイムで配信している感じを演出できるようになります。
1通目で読む価値があるか決まる
先ほど1通目から3通目が勝負と話しました。
この中のどのメールが一番重要かわかりますか?
答えは1通目のメールです。
1番重要なメールが1通目。
そして次は2通目、3通目というように後になるほど重要度は下がってきます。
なぜなら1通目のメールを読んで続けて読む価値のあるメルマガなのか判断するのはメルマガ読者です。
さらに1通目が良くて読者が「読んでみようかな?」っと思ったとしても2通目で読む価値のないメルマガだと判断されればそこで読む人が途絶えてしまいます。
そしてこの問題は収入源に直結します。
情報提供に出し惜しみはしないように。
ステップメールというのは必ず読まれるとわけではありません。
メールを解除される場合もありますし、一応届いてはいるけど読まれていない場合もあるわけです。
しかし、考えてみてください。
お気に入りの漫画を1巻〜10巻まで読んだ中で1話くらいつまらない話があったとしてもほとんどの人は読み進めますよね?
この事から1通目〜3通目くらいまでで心をわしづかみにしてしまえばそれ以降も期待があるのでなんとなく読んでもらえるようになるという事です。
ですのでステップメールは最初の3通目までであなたの全てを出し切るように書いてみてください。
自己紹介はストーリー調で書く
自己紹介のメールを書く時にただただ、あなたの出身地や趣味などを書いても誰にも響かないメールになります。
なのでここは
ここがいわばセルフプロモーションの第一歩目となるわけです。
人はやはりストーリー調で語られた方が興味をそそられますからね。
メルマガは入り口は広くする
最初の1通目〜5通目までを読んだ人で中には反発して解除する人もいます。
反発というのは例えば
「継続して努力しないと画家にはなれませんよ」
っという事にたいして
「僕は今すぐ画家になりたいんだ!」
っという人はメルマガから離れていきます。
いかし、このような人は僕の画家人生の方針とは合わないので辞めて離れて頂く方がこちらとしても良いわけです。
メルマガの入り口は広くとって様々な属性の人や考えの人を集めておいてこの1通目〜5通目までのメールで人を絞っていくようにすると後に商品紹介をする時もスムーズに行えます。
100人、1000人の読者の内に1人の強烈なコアなファンができればそれで十分です。
なので、もしもメルマガを登録する前に人を絞るような事をしてしまうと中々登録してもらえないのでメルマガの入り口は広くとって少しづつターゲットを絞っていくイメージで考えてみてください。
そもそも誰でも入れるようなメルマガをつくってしまうとコアなファン自体つかないです。
なのでここは多少厳しい事を言ってもいいでしょう。
あくまでもあなたの理想とするお客さんやファンの心に響く言葉をなげかけてあげてください。
この時に反発するお客さんがいても全く気にする必要はないですし、合わない考えの人なら勝手に離れていってくれます。
ステップメールの理想
今回のステップメール講座の理想はあなたの世界観を全面に押し出してそこで相手の心を引き付けるというのが一番の理想です。
っと言うのも興味や共感、憧れというものは単なるメリットではなく、あなたの作り出す世界観であるとか、魅せられたストーリーに感情を動かされる事が一番継続してメルマガを読んでくれます。
ただこの段階で中々世界感や魅せられるストーリーをだせないと言うのであれば最初の段階でメリットを押すのも1つの手です。
このメリットと言うのは例えば
「このメルマガを読むと画家になる方法を知る事ができます。」
「このメルマガを読むと楽しみながら勉強する事ができます。」
「このメルマガを読むと仲間が増えます。」
このように、あなたのメルマガを読むメリットを伝える事もできます。
プレゼントを渡す
ステップメールは読者さんとの関係性を濃くしたり、価値観教育をするために活用するものです。
それが完璧にできていれば、読者さんからの信用信頼を獲得する事ができますし、その信用信頼が商品販売の売り上げに大きく関わってきます。
そして、
ただし、
プレゼントの内容が誰も必要としないプレゼントを渡したとしても誰も喜んでくれません。
例えば
絵をプレゼントにしようとしても、メルマガ登録をする前の段階で絵の価値を伝える事ができていない場合、誰もそのプレゼントを欲しいとは思いません。
なので絵をプレゼントする場合はその画力や絵の意味合い、高級感、価値を読者にわかってもらう必要があります。
ここは自分自身で理解して、その事実を受け止めてください。
あと、絵以外でもプレゼントは作れます。
ちなみに僕は1通目に超基本的なビジネスの流れをまとめたメモノートのページをプレゼントしています。↓(これがかなり好評でアップデートして情報量を増やしていこうと思っています。)
収益(絵が売れる)までの流れ(販売戦略)】
メールは長くても読んでもらえる
あまり長過ぎるメールを書くと
「読んでもらえないのでは?」
っと思うかもしれませんが、そもそも短いメールで読者の感情を揺さぶる事は難しいとされています。
なので必然的にメールの文は長くなって当たり前です。
もしも、長い文章のメールを書いて全然反応がない場合は自分の書き方がわるかったのか、相手とは合わなかったのかのどちらかだと思います。
基本的に僕のメルマガの文章は長い方ですが、少ない人であればだいたい800文字くらいでも結果を出している人はいます。
文章が少なすぎるとメールシステムからスパムメール扱いをされる可能性もあるので、極端に短すぎるメールは書かないようにしましょう。
共感ポイントを沢山つくる
あなたの過去のどのようなエピソードがメルマガと関連させて繋げる事ができるのか?
これを考えてみて全て箇条書きでメモしておいてください。
もちろんこのエピソードは以前のワークでして頂いた「過去の掘り下げ作業」からインパクトのあるエピソード、共感されるエピソードを選んでメールの中に物語としていれてみてください。
僕の共感エピソードで言うと
・会社でパワハラにあった
・絵で生きると決断した時は全く信じてもらえなかった。
・旅をしながら絵を描きたい
・鬱で絵がかけなくなった
・最愛の人が亡くなった
っというように人はそれぞれ共感ポイントが多少ずれているので至る所に共感ポイントを設置します。
1通目、2通目には返信を促そう!
ステップメールの1通目、できれば2通目までに入れて欲しい内容というものがあります。それは
と言う事です。
メルマガは1対1でメールをしているような感覚を読者に体験してもらうのが基本的な事です。
ただ、ほとんどの人はステップメールによって自動で大勢の人にメールが配信されているという認識を持っています。
そすうると返信をだしたいけど中々返信する勇気がない読者さんも現れるわけです。
なのでここではハッキリと
「返信をして頂ければ嬉しいです。」
「熱い思いをメールに返信して欲しい。」
というような返信して欲しいと相手に伝えるようにしましょう。
これは行動しようとした人を逃さないためにしている事です。
例えば
「返信したいけどいいのかな?」
っと思う人の中でそのまま迷って返信をしない人も大勢いるわけです。そのような人達の行動を後押しするためにも返信を促す事は大切です。
あと、メルマガだとどうしても「情報を受け取っているだけ」という意識が芽生えてしまいます。
ここで返信をするとメルマガへの参加意識が芽生えるわけです。
多くの人はメルマガを読んでも返信をしません。
さらに言うと読んでいるメルマガはあなたのメルマガだけとは限りません。
様々なメルマガを読んでいて、その中の1つのメルマガという認識を持っている人もいます。
ステップメールの頻度
ステップメールの頻度なのですが、初期ステップメールは毎日送る設定にしておいた方が良いです。
例えばこれを1週間おきに送るように設定してしまうと、1通目が届いてまだインパクトが少ししかない所で1週間もあけてしまうとそのインパクトは薄れてしまっています。
なので少なくても最初の5つのステップメールは毎日送るように設定しておきましょう。そしてこのメール頻度は後に少なくしていく事もできます。
ある程度伝える事は伝えて商品紹介まで持っていった後、少しずとメール頻度を少なくしていくと1週間に1通、2通でしかもブログの内容や、現在の進行状況を送れるようにする事も可能です。
ステップメールでの商品販売
「ステップメールで商品を販売してもいいのか?」っというような質問がありました。
答えはイエスです。っが、
絶対にやってはいけない事が一つだけあります。
それは
これをしたら終わりと思ってください。
メールの最後の方にこっそり商品が購入できるリンクを置いておくのならまだ問題ないですが、
1通目からセールス感満載にしてしまうと、一気に解除される可能性が高まります。
読者からすれば「それが目的だったのか」となってしまいますからね。
なので最低でも上で語ったようなステップメールの基本的な事をしてまずは必ずファン化させてから商品紹介をしましょう。
ステップメールを終えるタイミング
これまでステップメールの話をしてきましたが、いつ終わらせる事ができるのか?すこし疑問に残りませんか?
しかし、これは簡単な事です。途中でステップメールから普通のメルマガに切り替えて、現在の活動状況をメールで送っていけばよいのです。
なので最初はステップメールでファン化させて商品紹介をしてその後は少しづつステップメールの更新頻度を減らして後はメルマガでブログ記事の更新をしたメールや、新しく得た知識を伝えるようにします。
もちろん新しく得た知識をステップメールに組み込ましたい場合も可能です。
僕の場合は個展のお誘い(最近はしていないけど)や飲み会のイベントをする時はメルマガで一斉に送信します。
メールを読んでもらえるテクニック3つ
どうすればメールを読んでもらえるのか?
それには基本的に3つの方法があります。
メールの件名
個人的に1対1でメールをする時もメールの件名を書く人は結構います。
この件名でインパクトを与えてあげる事はそこそこ重要な要素となります。
ただし、あまりここでインパクトを狙いすぎると飽きられるという恐れがあります。
インパクトが強い分、読者の記憶に残りやすいのですが、あまりトリッキーな件名ばかりにすると読者にうんざりされてしまい読むのも嫌になってしまいます。
どのような事がトリッキーなのかと言うと、
「詐欺しとののしられました」
「あやうく死ぬ所でした」
だとかですね。
これはメールの内容と合っているのなら構いませんが、合っていないのなら大問題です。
例えば
「あやうく死ぬ所でした」という件名をつけたのに「それは夢でした」というような事を1回や2回なら構いませんが、何度もこの方法で送ってしまうと読む価値のないメルマガと判断され段々読まれなくなってきます。
なのでインパクトがある件名をつけるならその件名にともなった内容のメールを書きましょう。
メールの書き出し
メールと言うのは読者からすれば必ずしも最後まで読む必要のないものなのです。
それを改善する方法がメールの書き出しにあります。ここでおもしろくなければそこから続けて読まれないわけです。
ある程度関係性ができていれば「こんにちは」から始めても読んでもらえますが、関係性がまだできあがっていない場合はいきなり語り出す方法の方が最後まで読んでもらえる確立が上がります。
例えばいきなり
「」をつけて会話文から話し出すような文章にして、
「何の話をしているのだ?」
と思わすような出だしの文を書きましょう。
ただし、「何の話をしているのだろう?」っと思わしておいて読み進めても何の話をしているのかわかりにくければそのままメールを閉じてしまう可能性があるので所々でその話の肝を出してみてください。
あとはインパクトのある書き出し。
例えば
僕には旅の中で得た信じられない能力があった。
今日は少し生き抜きとして旅の中で体験した信じられない話をする。
この話をする前に先に断っておくが、僕は正常者であり、何の宗教にも入っていない、何の悪い事もしていない普通の人間である。
この話を信じるか信じないかはあなた次第。それでは話していこう。
ここまで読んだだけでも続きを読もうという気になりますよね?
最初に「どんな話をするのだろう?」と読者のワクワク感を引き上げるように書いていくと最後まで読んでもらえる確立が飛躍的に上がります。
差出人の表記
差出人の表記なのですが、これは1度オートボズ(メルマガ配信会社)のシステムの中でセットしてしまえばそれで完了です。
差出人はあなたの名前にするのか?
それともメルマガ名をのせるのか?
もしくはその両方でも構いません。
しかし、ここで注意して欲しいのが表示される差出人の文字数なのですが、これは読者さんが使っているメールサービスによってそれぞれ文字数が異なりますのであまり長いと全て表示されません。
なので、基本的には差出人の表記は
メルマガの名
自分の名前【メルマガ名】
このようにして書いてみてください。
※今この時点で差出人の意味がわからなくても問題ありません。のちにメルマガ配信の契約をする時にわかるので。
さぁ、ステップメールを書いていこう!
さて、ここまで色々と学んできましたが、実際に書いてみないとわからないと思います。
なのでこの最初の時点ではパソコンのメモ帳に書いてみてください。
(例えばこんな感じです↓)
正直メールを書く順番というのは決まっていないのですが、最初の基本的な型としては下の2つ。
1通目 自己紹介
2通目 メルマガの理念や目的、目指す未来
3通目 過去のエピソード
4通目 過去のエピソード
5通目 共有しておきたい知識
1通目 メルマガの理念や目的、目指す未来
2通目 自己紹介
3通目 過去のエピソード
4通目 過去のエピソード
5通目 共有しておきたい知識
さぁ、書いてください。
っと言っても実際書こうと思っても中々かけませんよね。
っという事で、あくまでも参考ではありますが、僕の一番最初に書いたステップメール3通目までお見せします。
1通目「魔法のような時間を過ごす」
2通目「人生は壁ばかり」
3通目「僕の夢」
この初期のステップメールでは、
1通目で目指す未来をを提示しています。
2通目で自己紹介と共に人生をストーリ超で話す事で憧れの感情を刺激しています。
3通目ではそれとなくオンライン絵画教室への誘導(商品販売への布石)をしていますね。
まだ信頼と信用がない状態だったので、ステップメールでゆっくり価値観教育をしている状態ですね。
どうしても何から書き出していいのかわからない場合は、このステップメールを参考に書き出してみてください。
一度書いたらPDFデータにして見せてください。
相談質問もお気軽にどうぞ^^
ステップメール講座は以上です。
お疲れ様でした。